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Oracle Application Server Adapters for Files, FTP, DatabasesおよびEnterprise Messagingユーザーズ・ガイド
10g (10.1.3.1.0)
B31889-01
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1 Oracle Adapters for Files, FTP, DatabasesおよびEnterprise Messagingの概要

この章では、Oracle BPEL Process ManagerおよびOracle Enterprise Service Busで提供されているファイル、FTP、データベースおよびエンタープライズ・メッセージング用のアダプタについて説明します。これらのアダプタを使用すると、ファイルシステム、FTPサーバー、データベース表、データベース・キュー(アドバンスト・キューすなわちAQ)、メッセージ・キュー、Java Message Service(JMS)、およびOracle ApplicationsとBPELプロセスまたはESBサービスを統合できます。 BPELプロセスまたはESBサービスの詳細は、『Oracle BPEL Process Manager開発者ガイド』または『Oracle Enterprise Service Bus開発者ガイド』を参照してください。

この章には、次の項目が含まれます。

アプリケーションおよびメインフレーム用のアダプタの詳細は、『Oracle Application Server Adapter概要』を参照してください。

1.1 テクノロジ・アダプタとOracle BPEL Process Managerの統合

図1-1に示すように、Oracle BPEL Process Managerの「パートナ・リンクの作成」ダイアログ・ボックスから、Oracle BPEL Process Managerで提供されているアダプタにアクセスできます。

図1-1 「パートナ・リンクの作成」ダイアログ・ボックス

図1-1の説明が続きます
「図1-1 「パートナ・リンクの作成」ダイアログ・ボックス」の説明

アダプタ構成ウィザードにアクセスするには、図1-2に示す「アダプタ・サービスの定義」アイコンをクリックします。

図1-2 アダプタの定義

図1-2の説明が続きます
「図1-2 アダプタの定義」の説明

このウィザードを使用すると、BPELプロセスで使用するアダプタ・タイプ(図1-3を参照)を構成できます。

図1-3 アダプタ・タイプ

図1-3の説明が続きます
「図1-3 アダプタ・タイプ」の説明

アダプタ・タイプを選択すると、図1-4に示す「サービス名」ウィンドウでサービス名の入力を求められます。この例では、図1-3「ファイル・アダプタ」が選択されています。ウィザードが完了すると、BPELプロセスの「アプリケーション・ナビゲータ」にこのサービス名のWSDLファイルが表示されます(この例では、「ReadFile.wsdl」という名前です)。このファイルには、このウィザードで指定するアダプタ構成設定が含まれます。その他の構成ファイル(ヘッダー・ファイルやアダプタ固有のファイルなど)も作成され、「アプリケーション・ナビゲータ」に表示されます。

図1-3に表示されているOracle Applicationsアダプタの使用方法の詳細は、『Oracle Application Server Adapter for Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』を参照してください。

図1-4 アダプタ・サービス名

図1-4の説明が続きます
「図1-4 アダプタ・サービス名」の説明

「サービス名」ウィンドウ以降に表示されるアダプタ構成ウィザードのウィンドウは、選択したアダプタ・タイプによって異なります。これらの構成ウィンドウや指定する情報については、このマニュアルの後続の章で説明します。

1.2 テクノロジ・アダプタとOracle Enterprise Service Busの統合

図1-5に示すように、Oracle Enterprise Service Busで提供されているアダプタには「コンポーネント・パレット」を介してアクセスできます。 「コンポーネント・パレット」で「アダプタ・サービス」を選択すると、図1-5のように、Oracle Enterprise Service Busでサポートされているアダプタがすべて表示されます。

図1-5 コンポーネント・パレット

図1-5の説明が続きます
「図1-5 コンポーネント・パレット」の説明

すべてのアダプタ・サービスは設計領域にドラッグ・アンド・ドロップできます。 図1-6に、「ファイル・アダプタ」サービスを設計領域にドラッグすると起動する「ファイル・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックスを示します。 ここでアダプタ・サービス名を指定できます。

図1-6 「ファイル・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス

図1-6の説明が続きます
「図1-6 「ファイル・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス」の説明

アダプタ・サービスを構成するには、図1-6でハイライトされている「アダプタ・サービスのWSDLの構成」アイコンをクリックします。 これにより、「アダプタ構成ウィザード」が起動されます。 ウィザードが完了すると、ESBサービスの「アプリケーション・ナビゲータ」にWSDLファイルがサービス名で表示されます。このファイルには、このウィザードで指定するアダプタ構成設定が含まれます。その他の構成ファイル(ヘッダー・ファイルやアダプタ固有のファイルなど)も作成され、「アプリケーション・ナビゲータ」に表示されます。

図1-5に表示されているOracle Applicationsアダプタの使用方法の詳細は、『Oracle Application Server Adapter for Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』を参照してください。