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Oracle HTTP Server 管理者ガイド
10g(10.1.3.1.0)

B31847-01
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E 構成ファイル

この付録では、一般に使用されるOracle HTTP Server構成ファイルについて説明します。

内容は、次のとおりです。

dms.conf

OracleのDynamic Monitoring Service(DMS)を使用してサイト・コンポーネントのパフォーマンスを監視できます。

このファイルは次の場所にあります。

httpd.conf

これはサーバー構成ファイルであり、通常は、使用するユーザーIDとグループID、および他のファイルの場所など、サーバーの実行に影響するディレクティブが含まれています。サーバー構成ファイルはサーバーの起動に使用されるメイン・ファイルであるため、Oracle HTTP Serverにはその場所を指定するディレクティブは含まれていません。場所は、サーバーの起動時にコマンドラインで渡されます。

このファイルは次の場所にあります。

単一の構成ファイルを管理する方が容易であるため、srm.confまたはaccess.confではなく、このファイルのみを使用する必要があります。


注意

/home/your_directory/orahomeにOracle Application Serverインストールがあり、これが/private/your_directory/orahomeにリンクされている場合、インストール内のファイルには、/home/your_directory/orahomeまたは/private/your_directory/orahomeのいずれからでもアクセスできます。

インストール後、httpd.confファイルには、インクルードされ、元のOracleホーム・パスを使用するすべてのファイルのエントリが含まれます。次に例を示します。

include /home/your_directory/orahome/Apache/Apache/conf/dms.conf

元のOracleホーム・パスを、リンクされたOracleホーム・パスに置き換えないでください。 


httpd.confのファイル構造

httpd.confには、次のセクションがあります。

Global Environment

これは、httpd.confファイルのセクション1です。このセクションには、Oracle HTTP Serverを扱う構成ディレクティブが含まれています。

関連項目

 

Main Server Configuration

これは、httpd.confファイルのセクション2です。このセクションには、デフォルト・サーバーのディレクティブが含まれています。

関連項目

「サーバー機能と管理者機能の設定」 

Virtual Hosts Parameters

これは、httpd.confファイルのセクション3です。このセクションには、仮想ホスト固有のパラメータが含まれ、メイン・サーバー構成のデフォルト値の一部を上書きします。

iaspt.conf

ポート・トンネリング・プロセスを構成します。ポート・トンネリングを使用すると、Oracle HTTP ServerとOC4J間のすべての通信を1つまたは少数のポート上で行えます。

このファイルは次の場所にあります。

mime.types

特定のファイル拡張子についてクライアントに送信されるMIME(Multi Internet media)タイプを制御します。クライアントがファイルのコンテンツの処理方法を認識できるように、クライアントに正しいメディア・タイプを送信することが重要です。mime.typeファイルにタイプを追加するか、構成ファイルにAddTypeディレクティブを追加できます。

このファイルは次の場所にあります。

mod_oc4j.conf

mod_oc4jモジュールを構成およびロードします。これは、デフォルトで有効です。リクエストをOracle HTTP ServerからOC4Jにルーティングするため、このファイルにはルーティング情報が含まれています。

このファイルは次の場所にあります。

mod_osso.conf

Oracle HTTP Serverのシングル・サインオンを有効にするmod_ossoを構成します。

このファイルは次の場所にあります。

opmn.xml

Oracle Application Server内でOracle Process Manager and Notification Server(OPMN)により管理されるプロセスを記述します。

opmn.xmlファイルは、OPMNのメイン構成ファイルです。ONS、PMおよびOracle Application Serverコンポーネント固有の構成情報が含まれます。opmn.xmlでは、システム上でOPMNにより管理されているOracle Application Serverコンポーネントが表示されます。このファイルには、Oracle Application Serverコンポーネントのエントリが次の階層構造で配置されています。

<ias-component> 
  <process-type> 
    <process-set> 

opmn.xmlは次の場所にあります。

oracle_apache.conf

サポートされているモジュールの構成ファイルを格納します。このファイルには、次の構成ファイルをインクルードするためのディレクティブが含まれています。

aqxml.conf

アドバンスト・キューイングを有効にして構成します。

このファイルは次の場所にあります。

moddav.conf

mod_oradavモジュールを構成してロードし、Webドキュメントの分散オーサリングおよびバージョニングを有効にします。

このファイルは次の場所にあります。

ojsp.conf

JavaServer Pagesを構成します。

このファイルは次の場所にあります。

plsql.conf

PL/SQLモジュールを構成してロードします。

このファイルは次の場所にあります。

uix.conf

Oracle uixを構成します。

このファイルは次の場所にあります。

oiddas.conf

OiD DASモジュールを構成します。

このファイルは次の場所にあります。

php.ini

mod_phpを構成します。このファイルは、PHPがこの特定のファイル名を参照するため、名前を変更しないでください。

このファイルは次の場所にあります。

ssl.conf

ssl.confには、SSL定義と仮想ホスト・コンテナが含まれています。これは、デフォルトでは無効です。

このファイルは次の場所にあります。


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