このドキュメントでは、Oracle Containers for J2EE(OC4J)にデプロイすることを目的としてJ2EE準拠アプリケーションを設計、開発およびパッケージするときの様々な面について詳細に説明します。標準的な実装についてまとめますが、主としてOracleでの実装の詳細と付加価値機能に注目します。可能なかぎり、オラクル社が推奨するベスト・プラクティスとガイドラインに焦点を当てます。
この章には、次の項が含まれます。
このドキュメントは、OC4JにデプロイするJ2EEアプリケーションの構築に携わるJava開発者、およびこの種のアプリケーションを設計するシステム・アーキテクトを対象としています。読者がすでに次のテクノロジに精通しているという仮定に基づいています。
J2EEおよびWebのテクノロジ
Javaプログラミング言語
Webサーバーおよびサーブレット環境の構成
Oracle JDBC(OracleデータベースにアクセスするJSPアプリケーションの場合)
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。
詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。
OC4Jの追加ドキュメント:
『Oracle Containers for J2EEデプロイメント・ガイド』
OC4J環境へのアプリケーションのデプロイに関する情報と手順が記載されています。Oracle Enterprise Manager 10gに付属するデプロイ・プラン・エディタについての説明もあります。
『Oracle Containers for J2EE構成および管理ガイド』
OC4J用のアプリケーションを構成および管理する方法が記載されています。Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlコンソールの使用、OC4Jで提供される標準に準拠したMBeanの使用、および必要な場合のOC4J固有のXML構成ファイルの直接的な使用などについての説明が含まれます。
『Oracle Containers for J2EEサーブレット開発者ガイド』
サーブレットの使用およびOC4Jでのサーブレット・コンテナなどに関する、サーブレット開発者向けの情報が記載されています。基本的なサーブレットの開発およびJDBCやEJBの使用などの情報が含まれます。
『Oracle Containers for J2EE JavaServer Pages開発者ガイド』
JavaServer Pagesの開発およびOC4JでのJSPの実装とコンテナに関する情報が記載されています。コマンドライン・トランスレータやOC4J固有の構成パラメータなどのOracleの機能についても説明しています。
『Oracle Application Server Containers for J2EE JSPタグ・ライブラリおよびユーティリティ・リファレンス』
タグ・ライブラリ、JavaBeansおよびOC4Jで提供される他のJavaユーティリティに関する概念的な情報、詳細な構文および使用に関する情報が記載されています。
『Oracle Containers for J2EEサービス・ガイド』
JTA、JNDI、JMS、JAASおよびOracle Application Server Java Object Cacheなど、OC4Jで提供される標準的なJavaサービスに関する情報が記載されています。
『Oracle Containers for J2EEセキュリティ・ガイド』
このドキュメントでは、特にOC4Jに対するセキュリティ機能および実装について説明します。Java Authentication and Authorization Service(JAAS)およびその他のJavaセキュリティ・テクノロジに関する情報も提供します。
『Oracle Containers for J2EE Enterprise JavaBeans開発者ガイド』
Enterprise JavaBeansの開発およびOC4JでのEJBの実装とコンテナに関する情報が記載されています。
『Oracle Containers for J2EEリソース・アダプタ管理者ガイド』
このドキュメントでは、J2EE Connector Architecture機能の概要を提供し、OC4Jのリソース・アダプタの構成および監視方法を説明します。
Oracle Application Serverドキュメント
『Oracle Application Server Web Services開発者ガイド』
OC4JおよびOracle Application ServerでのWebサービスの開発と構成に関する情報が記載されています。
『Oracle Application Server Web Servicesアドバンスト開発者ガイド』
Webサービスの基本的なアセンブリよりもさらに高度な内容が記載されています。たとえば、相互運用性に関する一般的な問題の診断方法、Webサービス管理機能(信頼性、監査、ロギングなど)を有効にする方法、Java値型のカスタム・シリアライズの使用方法などが含まれます。
また、Web Service Invocation Framework(WSIF)の利用方法、Web Service Provider API、メッセージ添付および管理機能(信頼性、ロギング、監査など)についても説明されています。さらに、転送メカニズムとしてのJMSの使用など、代替Webサービス戦略についての解説もあります。
『Oracle Application Server Web Servicesセキュリティ・ガイド』
OC4JおよびOracle Application ServerでのWebサービスのセキュリティと構成に関する情報が記載されています。
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンドまたはコード、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.co.jp/support/
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://otn.oracle.co.jp/document/
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://www.oracle.co.jp/education/
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.co.jp
http://otn.oracle.co.jp
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |