ヘッダーをスキップ

Oracle Containers for J2EE Enterprise JavaBeans開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)

B31852-03
目次
目次
索引
索引

戻る 次へ

6 JPAエンティティの実装

この章では、JPAエンティティの実装方法を説明します。

詳細は、次を参照してください。

JPAエンティティの実装

EJB 3.0では、Enterprise Beanの開発が大幅に単純化され、多くの複雑な開発タスクが排除されています。次に例を示します。

詳細は、「JPAエンティティとは」を参照してください。


注意

JPAエンティティのコード例は、http://www.oracle.com/technology/tech/java/oc4j/10131/
how_to/how-to-ejb30-entity-ejb/doc/
how-to-ejb30-entity-ejb.htmlからダウンロードできます。 


JPAエンティティを実装するには、次のようにします。

  1. エンティティBeanクラスを作成します。

    POJOを作成し、@Entityアノテーションを使用してそれをコンテナ管理の永続性を備えたエンティティBeanとして定義できます。

    @Transientアノテーションを付けないかぎり、すべてのデータ・メンバーはデフォルトでコンテナ管理の永続性フィールドとみなされます。

  2. @Tableおよび@Columnアノテーションを使用して、OC4JがエンティティBeanクラスをデータベースに維持する方法を定義します。

    既存のデータベース・スキーマがない場合は、これらのアノテーションを省略して、表および列の定義をOC4Jに委任できます。デプロイ時に、OC4Jはクラス名およびデータ・メンバー名に基づいてデフォルトの表名および列名を作成します。

    詳細は、「表および列情報の構成」を参照してください。

  3. @Idアノテーションを使用して、1つのデータ・メンバーを主キー・フィールドとして定義します。

    データ・メンバー自体またはそのgetterメソッドにアノテーションを付けることができます。詳細は、「JPAエンティティの主キーの構成」を参照してください。

  4. @OneToOneなどの適切なオブジェクト・リレーショナル・マッピング・アノテーションを使用して、コンテナ管理の関連性を定義します。

    詳細は、「JPAエンティティのコンテナ管理の関連性フィールドの構成」を参照してください。

  5. オプションで、@NamedQueryアノテーションを使用してfinderおよび問合せを定義します。

    実行時に、TopLink永続性マネージャが提供する事前定義のfinder(「事前定義のTopLink finder」を参照)およびデフォルトのfinder(「デフォルトのTopLink finder」を参照)を使用できます。

    詳細は、第8章「JPA問合せの実装」を参照してください。

  6. オプションで、適切なアノテーションを使用してライフ・サイクル・コールバック・メソッドを定義します。

    ライフ・サイクル・メソッドを定義する必要はありません。このようなメソッドの実装はすべてOC4Jに用意されています。エンティティBeanのライフ・サイクルの特定の時点で独自のアクションを実行する場合にのみ、エンティティBeanクラスのメソッドをライフ・サイクル・コールバック・メソッドとして定義します。

    詳細は、「JPAエンティティのライフ・サイクル・コールバック・メソッドの構成」を参照してください。

  7. エンティティBeanの構成を完了します(第7章「Java永続性APIの使用方法」を参照)。


戻る 次へ
Oracle
Copyright © 2002, 2008 Oracle Corporation.

All Rights Reserved.
目次
目次
索引
索引