Oracle Containers for J2EE Enterprise JavaBeans開発者ガイド 10g(10.1.3.1.0) B31852-03 |
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この用語集では、このマニュアルで頻繁に使用される用語を定義する。追加のJava EE用語は、http://java.sun.com/javaee/reference/glossary/index.jspを参照。
永続性コンテキストへのアクセスに使用するインタフェース。エンティティ・マネージャを使用して、エンティティ・インスタンスを作成、参照、更新および削除する。
J2EE Connector Architecture: リソース・アダプタのJMSプロバイダ・クライアント・ライブラリをラップすることでJMSプロバイダをJ2EEアプリケーション・サーバーに統合するための標準的な方法。
Java Message Service。
EJB 3.0 Java永続性API。
Oracle Enterprise Messaging Service: OC4Jにサポートされる一連のJMSプロバイダ。OEMS JMSコネクタ(J2CAベース・プロバイダ)、OEMS JMS(メモリー内またはファイルベース・プロバイダ)およびOEMS JMSデータベース(Oracle AQベース・プロバイダ)を含む。
AQは、Oracle Streams情報統合インフラストラクチャに構築された固有のデータベース統合メッセージ・キューイング機能。この機能により、多様なアプリケーションがメッセージを通じて非同期に通信できる。データベースとの統合により、セキュリティ、スケジューリングおよびメッセージ・メタデータ分析のための監査、追跡、メッセージ永続化など、独自のメッセージ管理機能が提供される。
AQには、PL/SQL、Java(oracle.AQ
パッケージを使用)、Java Message Service(JMS)を使用するか、またはHTTP、HTTPS、SMTPなどの転送プロトコルを使用してインターネット経由でアクセスできる。インターネット・アクセスの場合、クライアント(ユーザーまたはインターネット・アプリケーション)とOracleサーバーが構造化XMLメッセージを交換する。
AQにより、エンタープライズ・アプリケーション統合に役立つ変換が提供され、メッセージング・ゲートウェイによりOracleAQキューとの間でメッセージが自動的に伝播される。
詳細は、http://otn.oracle.com/products/aq/index.htmlを参照。
Plain Old Java Interface: ユーザーが定義するインタフェース(Java EEの指定によるインタフェースの拡張は不要)。EJB 3.0では、ビジネス・インタフェースをPOJIで指定できる。
Plain Old Java Object: ユーザーが定義するJavaクラス(Java EEの指定によるクラスの拡張やインタフェースの実装は不要)。EJB 3.0では、エンティティをPOJOで指定できる。
リソース・アダプタ: 特に、J2CAに準拠するリソース・アダプタ。
対応するJavaクラス・ファイルにコンパイルされるメタデータでJavaソース・コードを修飾するための単純で明示的な方法。これらのメタデータは、JPAの動作を管理するためにJPA永続性プロバイダにより実行時に解釈される。アノテーションにより、Java EE 5アプリケーション・サーバーの内部とJava Standard Edition(Java SE)5アプリケーションのEJBコンテナの外部で動作する標準的で移植可能な方法に基づいて、Javaオブジェクトをリレーショナル・データベース表にマッピングする方法を宣言的に定義できる。JPAアノテーションは、javax.persistence
パッケージで指定される。
任意の永続性エンティティの識別情報に対して一意のエンティティ・インスタンスが存在するエンティティ・インスタンスのセット。永続性コンテキストは、エンティティ・マネージャ・インスタンスに関連付けられる。エンティティ・マネージャは、この永続性コンテキスト内でエンティティ・インスタンスとそのライフ・サイクルを管理する。
EJB 3.0 Java永続性API実装。
エンティティ・マネージャ・インスタンスが管理するエンティティのセット。永続性ユニットを使用して、アプリケーションにより関連付けるすべてのクラスのセットと、単一のデータベースにマッピングする対象を定義する。
(Java EE EJBコンテナの内部またはJava SEアプリケーションのEJBコンテナの外部にある)JPA永続性プロバイダから取得されるJPAエンティティ・マネージャのサービスを通じてリレーショナル・データベースに永続化される非一時的フィールドを含むJavaオブジェクト。JPAを使用すると、@Entity
アノテーションを適用することで任意のPOJOをエンティティとして指定できる。
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