Oracle Containers for J2EE サーブレット開発者ガイド 10g(10.1.3.1.0) B31859-01 |
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この開発者ガイドでは、Sun社主体の業界の協議により指定された、Javaサーブレット・テクノロジのOracle実装について説明します。標準機能をまとめ、Oracle実装の詳細と付加価値機能についても説明します。この説明には基本サーブレット、データ・アクセス・サーブレット、サーブレット・フィルタおよびイベント・リスナーも含まれます。
サーブレット・テクノロジは標準Java 2 Enterprise Edition(J2EE)のコンポーネントです。Oracle Application ServerのJ2EEコンポーネントは、Oracle Containers for J2EE(OC4J)と呼ばれています。
Oracle Application Server 10g(10.1.3.1.0)のOC4Jサーブレット・コンテナはSun社のJavaサーブレット仕様、バージョン2.4の完全実装です。
この章には、次の項目が含まれます。
このマニュアルは、サーブレットおよび(場合によっては)JavaServer Pages(JSP)を使用したWebアプリケーションを作成する、J2EE開発者向けに作成されています。このマニュアルは、OC4Jサーブレット・コンテナに関して必要となる基本情報を提供します。ここには、サーブレットのプログラミングに関する一般的な説明や、JavaサーブレットAPIに関する詳細な説明は含まれていません。
Sun社により提供される、Javaサーブレット仕様の最新バージョンに関する知識が必要です。特に、分散Webアプリケーションを開発していて、2つ以上のJava Virtual Machine(JVM)の下で稼働している複数のサーバーにセッションをレプリケート可能な場合に、これらの知識が必要となります。
主にJavaServer Pagesモジュールを使用するアプリケーションを開発する場合は、『Oracle Containers for J2EE JavaServer Pages開発者ガイド』を参照してください。
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program のWeb サイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、 (800)446-2398にお電話ください。
詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。
OC4Jの追加ドキュメント:
このマニュアルでは、OC4J上で動作するアプリケーションを作成する開発者向けの一般的な項目(クラスのロードなど)について説明します。サーブレット、EJB、JSPコンテナなどの特定コンテナに特化した内容ではありません。
このマニュアルでは、アプリケーションをOC4J環境にデプロイするための情報を提供し、その手順について説明します。Oracle Enterprise Manager 10gに付属のデプロイ・プラン・エディタについても説明しています。
このマニュアルでは、OC4J用アプリケーションの構成および管理方法について説明します。これには、Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlコンソールの使用方法、OC4Jに付属の標準準拠MBeanの使用方法、OC4J固有のXML構成ファイルの直接使用の方法(該当する場合)などが含まれます。
このマニュアルは、OC4JでのJavaServer Pagesの開発と実装およびコンテナに関する情報を提供します。コマンドライン・トランスレータやOC4J固有の構成パラメータなどのOracleの機能についても説明しています。
このマニュアルは、タグ・ライブラリ、JavaBeansおよびOC4Jで提供される他のJavaユーティリティに関する概念的な情報、詳細な構文および使用に関する情報を提供します。他のOracle製品グループのタグ・ライブラリの要約も示します。
このマニュアルは、JTA、JNDI、JMS、JAASおよびOracle Application Server Java Object Cacheなど、OC4Jで提供される標準的なJavaサービスに関する情報を提供します。
このマニュアル(『Oracle Application Serverセキュリティ・ガイド』と混同しないでください)は、特にOC4Jに関するセキュリティ機能および実装について説明します。Java Authentication and Authorization Service(JAAS)およびその他のJavaセキュリティ・テクノロジに関する情報も提供します。
このマニュアルは、OC4JでのEnterprise JavaBeansの開発と実装およびコンテナに関する情報を提供します。
このマニュアルは、J2EEコネクタ・アーキテクチャ機能の概要を示します。OC4Jでのリソース・アダプタの構成および監視方法についても説明しています。
Oracle Application Server Web Servicesのドキュメント:
このマニュアルでは、OC4JおよびOracle Application ServerでのWebサービスの開発および構成について説明します。
このマニュアルでは、Webサービス・アセンブリに関する高度な項目について説明します。たとえば、一般的な相互運用性の問題を診断する方法、Webサービス管理機能(信頼性、監査、ロギングなど)を有効化する方法、Java値型のカスタム・シリアライズの使用方法などについて説明します。
このマニュアルでは、Web Service Invocation Framework(WSIF)、Web Service Provider API、メッセージ添付および管理機能(信頼性、監査およびロギング)の使用方法についても説明しています。また、代替Webサービス計画(転送メカニズムとしてのJMSの使用など)についても説明しています。
このマニュアルでは、OC4JおよびOracle Application ServerでのWebサービスのセキュリティおよび構成について説明します。
Oracle DatabaseのJava関連ドキュメント:
Oracle Application Serverの追加ドキュメント:
Application Server Controlコンソールで利用できるOracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlのオンライン・ヘルプ・トピック。
JavaサーブレットおよびJavaServer Pagesモジュールに関する次のOracle Technology Network Webサイトも使用できます。
http://www.oracle.com/technology/tech/java/servlets/index.html
サーブレットの詳細は、次の場所から入手可能なJavaサーブレット仕様を参照してください。
http://java.sun.com/products/servlet/download.html#specs
Sun社のドキュメントは次のとおりです。
http://java.sun.com/products/servlet/index.jsp
http://java.sun.com/products/jsp/index.jsp
javax.servlet
およびjavax.servlet.http
サーブレット・パッケージなど):
http://java.sun.com/j2ee/1.4/docs/api/index.html
http://java.sun.com/javaee/5
http://java.sun.com/products/ejb
http://jcp.org/en/jsr/detail?id=109
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
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太字 |
太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック |
イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
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固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.co.jp/support/
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://otn.oracle.co.jp/document/
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://www.oracle.co.jp/education/
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.co.jp
http://otn.oracle.co.jp
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