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Oracle TopLink開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31861-01
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89 JMSコーディネート・キャッシュの構成

この章では、JMSコーディネート・キャッシュを使用するために構成する必要がある各種コンポーネントについて説明します。

表89-1に、JMSコーディネート・キャッシュの構成可能なオプションを示します。

JMSコーディネート・キャッシュの構成の概要

表89-1に、JMSコーディネート・キャッシュの構成可能なオプションを示します。

トピック名の構成

JMSトピックは、JMSサーバーのパブリッシュ/サブスクライブ先を識別します。メッセージの共有を望むJMSユーザーは、同じJMSトピックをサブスクライブします。

構成するトピック名は、TopLinkでJNDIサービスからのjavax.jms.Topicインスタンスの検索に使用される名前です。jms/<topic_name>のように、完全修飾されたJNDI名を指定する必要があります。

同じJMSコーディネート・キャッシュのすべてのメンバーは、同じJMSトピックを使用する必要があります。

TopLink Workbenchの使用

JMSキャッシュ・コーディネーションにトピック名を指定するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータでサーバー・セッションを選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。

  2. 「キャッシュ・コーディネーション」タブをクリックします。「キャッシュ・コーディネーション」タブが表示されます。

  3. 「キャッシュ・コーディネーションを有効にする」が選択されており、「タイプ」「JMS」になっていることを確認します(詳細は、「キャッシュ・コーディネーションの概要」を参照)。

    図89-1 「キャッシュ・コーディネーション」タブ、「トピック名」フィールド、「JMS」

    図89-1の説明が続きます
    「図89-1 「キャッシュ・コーディネーション」タブ、「トピック名」フィールド、「JMS」」の説明

  4. JMSコーディネート・キャッシュでこのセッションに使用するトピック名を入力します。これは、jms/<topic_name>のように、完全修飾されたJNDI名である必要があります。

トピック・コネクション・ファクトリ名の構成

JMSトピック・コネクション・ファクトリは、特定のJMS宛先に対してJMSプロバイダとの接続を作成するものです。各コネクション・ファクトリには、JMS宛先への接続を作成するための固有の構成情報を指定します。

構成されたトピック・コネクション・ファクトリ名に基づき、TopLinkは、javax.jms.TopicConnectionFactoryインスタンスをJNDIサービスから検索します。これは、jms/<resource_name>のように、完全修飾されたJNDI名である必要があります。

TopLink Workbenchの使用

JMSコーディネート・キャッシュにトピック・コネクション・ファクトリを指定するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータでサーバー・セッションを選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。

  2. 「キャッシュ・コーディネーション」タブをクリックします。「キャッシュ・コーディネーション」タブが表示されます。

  3. 「キャッシュ・コーディネーションを有効にする」が選択されており、「タイプ」「JMS」になっていることを確認します(詳細は、「キャッシュ・コーディネーションの概要」を参照)。

    図89-2 「キャッシュ・コーディネーション」タブ、「トピック・コネクション・ファクトリ名」フィールド

    図89-2の説明が続きます
    「図89-2 「キャッシュ・コーディネーション」タブ、「トピック・コネクション・ファクトリ名」フィールド」の説明

  4. JMSコーディネート・キャッシュでこのセッションに使用するトピック・コネクション・ファクトリ名を入力します。これは、jms/<resource_name>のように、完全修飾されたJNDI名である必要があります。

トピック・ホストURLの構成

JMSトピック・ホストURLは、JMSトピックをホスティングするネットワーク上のマシンのURLです(「トピック名の構成」を参照)。

TopLink Workbenchの使用

JMSコーディネート・キャッシュにトピック・ホストURLを指定するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータでサーバー・セッションを選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。

  2. 「キャッシュ・コーディネーション」タブをクリックします。「キャッシュ・コーディネーション」タブが表示されます。

  3. 「キャッシュ・コーディネーションを有効にする」が選択されており、「タイプ」「JMS」になっていることを確認します(詳細は、「キャッシュ・コーディネーションの概要」を参照)。

    図89-3 「キャッシュ・コーディネーション」タブ、「トピック・ホストURL」フィールド

    図89-3の説明が続きます
    「図89-3 「キャッシュ・コーディネーション」タブ、「トピック・ホストURL」フィールド」の説明

JMSトピックをホスティングするネットワーク上のマシンのURL(JMSコーディネート・キャッシュでこのセッションに使用するURL)を入力します(「トピック名の構成」を参照)。