Webサービス管理ポリシー・ファイルwsmgmt.xmlには、Webサービスに割り当てることのできるセキュリティ、信頼性、ロギングおよび監査機能が定義されています。デプロイ時、管理に関連するoracle-webservices.xmlデプロイメント・ディスクリプタの内容が、ファイルから抽出されてwsmgmt.xmlに挿入されます。
wsmgmt.xmlファイルは、ORACLE_HOME\j2ee\OC4J_instance_name\config\ディレクトリにあります。
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注意: wsmgmt.xmlの内容は、編集または変更しないことをお薦めします。 |
管理機能には有効範囲があります。グローバルに割り当てることも、ポートおよびポート内の操作に割り当てることもできます。
この付録の内容は、次のとおりです。
wsmgmt.xml管理ポリシー・ファイルのスキーマを使用すると、Webサービス管理機能を次に示すレベルで設定できます。
次の項で説明されているタグおよび要素は、Webサービス管理スキーマで使用されます。
Webサービスにグローバルに適用される管理機能は、wsmgmt.xmlの上部の<runtime>要素の間に記述されます。機能が有効化されている場合は、実行時に適用されます。すべてのWebサービスにグローバルに適用できるのはセキュリティ機能のみです。セキュリティ機能は、<security>要素で区切られます。
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関連資料:
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例A-1のXMLフラグメントでは、wsmgmt.xmlファイルのグローバル要素を説明します。この例はわかりやすくするために簡略化されています。省略記号は、その他のセキュリティ要素を表します。
ポートに構成可能な管理機能は、<port>要素で区切られます。各Webサービスには、Webサービス管理スキーマに定義されたポートが多数あります。ポートはJavaインタフェースのシノニムです。各ポートには、セキュリティ、信頼性およびロギング機能を設定できます。
グローバル・レベルに記述されるセキュリティ機能は、ポート・レベルで繰り返されます。ポート・レベルに設定されるセキュリティ機能は、グローバル・レベルに設定されるセキュリティ機能よりも優先されます。
例A-2のXMLフラグメントでは、wsmgmt.xmlファイルのポート要素を説明します。この例はわかりやすくするために簡略化されています。省略記号は、その他の要素を表します。
例A-2 wsmgmt.xmlファイルのポート・レベル要素
<wsmgmt>
...
<port app="my-ear" web="my-war" service="my-service" port="my-service-port">
<runtime enabled="security">
<security>
...
</security>
<reliability>
...
</reliability>
<logging>
...
</logging>
</runtime>
</port>
...
<wsmgmt>
表A-1にポートの設定を説明します。
表A-1 ポート要素の属性
| 属性名 | 説明 |
|---|---|
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ポート・コンポーネントにも、ポート・レベルのセキュリティ、信頼性、およびロギング機能が有効化または無効化される<runtime>セクションがあります。機能が有効化されている場合は、実行時に適用されます。これは、構成要素の名前を<port>要素の有効化された属性に含めることで実行されます。有効化された属性に含まれていないために無効化されていたとしても、各機能(セキュリティまたはロギングなど)の構成は存在している可能性があります。有効化された属性の値はカンマで区切られます。現在、有効化された属性の機能の順序は無視されます。
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関連資料:
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各ポートには、関連付けられている複数の操作があります。<port>要素では、<operations>要素が特定のポートに属する操作のリストの開始を意味します。<operation>要素は、個々の操作の開始を意味します。
表A-2に操作の要素を説明します。
wsmgmt.xml管理ポリシー・ファイルでは、各操作に対して、使用可能なセキュリティ、信頼性、ロギングおよび監査機能を定義します。
ポート・レベルにリストされているセキュリティ、信頼性およびロギング機能は、操作レベルで繰り返されます。操作レベルに設定されたセキュリティ機能は、ポートおよびグローバル・レベルで行われた設定より優先されます。一方、操作レベルに設定された信頼性またはロギング機能は、ポート・レベルに設定された対応する機能により参照されます。
例A-3に、サーバー・サイドのWebサービス管理ファイルwsmgmt.xmlのスケルトンのリストを示します。セキュリティ、信頼性およびロギング・コンポーネントの要素のリストおよび説明に関する相互参照を参照してください。
例A-3 wsmgmt.xmlファイルのサンプル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<wsmgmt xmlns:oc4j="http://xmlns.oracle.com/oracleas/schema/oc4j-10_0.xsd"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:noNamespaceSchemaLocation="D:\ade\las\j2ee\src\META-INF\META-INF\
oracle-webservices-management-10_0.xsd"
schema-major-version="10" schema-minor-version="0">
<runtime>
<security>
...
<!-- セキュリティ要素の説明およびリストについては、『Oracle Application Server Web Servicesセキュリティ・ガイド』を参照してください。 -->
...
</security>
</runtime>
<port app="String" web="String" service="String" port="String">
<runtime enabled="String">
<security>
...
<!-- セキュリティ要素の説明およびリストについては、『Oracle Application Server Web Servicesセキュリティ・ガイド』を参照してください。 -->
...
</security>
<reliability>
...
<!-- 信頼性要素の説明とリストについては、「サーバーにおけるポート・レベルの信頼性要素」を参照してください。 -->
...
...
</reliability>
<logging>
...
<!-- ロギング要素の説明とリストについては、「サーバーにおけるポート・レベルのトレース要素」を参照してください。 -->
...
</logging>
</runtime>
<operations>
<operation name="String">
<runtime>
<security>
...
<!-- セキュリティ要素の説明およびリストについては、『Oracle Application Server Web Servicesセキュリティ・ガイド』を参照してください。 -->
...
</security>
<auditing request="false" response="false" fault="false"/>
<!-- 操作レベルの監査要素のリストおよび説明については、「サーバー・サイドの監査構成要素」を参照してください。 -->
<reliability>
...
<!-- 操作レベルの信頼性要素のリストおよび説明については、「サーバーにおける操作レベルの信頼性要素」を参照してください。 -->
...
</reliability>
<logging>
...
<!-- 操作レベルのロギング要素のリストおよび説明については、「サーバーにおける操作レベルのトレース要素」を参照してください。 -->
...
</logging>
</runtime>
</operation>
</operations>
</port>
</wsmgmt>