6 インストール後の作業
この章では、インストールと構成に関する一般的な問題とその解決方法を説明します。次の項目が含まれています。
インストール後の管理タスクの実行
OCMSをインストールし、Oracle Communicatorを使用してOCMS SIPサーバー・コンテナに接続して、インストールを確認しました。OCMSのインストールはこれで完了です。ただし、アプリケーションをOCMSにデプロイする前に、OCMS管理者が次の管理タスクを実行します。
- SIPサーブレット・コンテナとApplication Routerを構成します。『Oracle Communication and Mobility Server管理者ガイド』の「SIPサーブレット・コンテナの構成」を参照してください。
- Presence、Proxy-Registrar、Edge ProxyおよびAggregation Proxyアプリケーションをインストールした場合は、必要な構成を実行します。『Oracle Communication and Mobility Server管理者ガイド』の「SIPアプリケーションの管理」のSIPアプリケーションの構成に関する項を参照してください。
- Sapphire Shell(Sash)コマンドライン・ユーティリティを使用して、OracleデータベースにOCMSユーザーをプロビジョニングします。『Oracle Communication and Mobility Server管理者ガイド』の「ユーザーとアプリケーションのプロビジョニング」の章を参照してください。
- SIPアプリケーションでの認可および認証の実行方法とSIPサーブレットのセキュリティの設定方法を構成します。『Oracle Communication and Mobility Server管理者ガイド』の「OCMSのセキュリティ」の章を参照してください。
- OCMSのロギングを構成します。『Oracle Communication and Mobility Server管理者ガイド』のロギングに関する章を参照してください。
- 本番環境にOCMSをインストールするときは、SIPロード・トラフィックと同期データを分離させて、互いに干渉しないようにするために、少なくとも2枚のネットワーク・カードの使用を検討してください。
- データベースのチューニングの詳細は、データベースのドキュメントを参照してください。
データベースのチューニング
Oracle Communication and Mobility Serverをそのまま実行する場合は、データベースの特別なチューニングは必要ありません。ただし、OCMSを本番環境にデプロイする前には次の操作を行うことをお薦めします。
- OCMSからデータベースへの接続数を増やします。一般的なインストールでは、Subscriber Data Services(
<prefix>_oraspdsds)、Location Service
(<prefix>_orasdpls)およびXDMS(<prefix>_orasdpxdms)に1つずつ、3つのスキーマ・ユーザーがOCMSによって作成されます。そのまま使用する場合、データベース接続の最小数と最大数は、これらの各スキーマで4に構成されます。
- データベース・サーバーのプロセス数を増やします。これは、前述の指示に従ってOCMSのデータベース接続数を増やす場合や、データベースに他のアプリケーションも接続している場合に特に重要です。
- SGAおよびPGAキャッシュ・サイズを増やします。PGAおよびSGAサイズを増やすと、キャッシュに格納できるデータの容量が増加します。
- 表領域が不足する場合は各スキーマにデータベース・ファイルを追加します。そのまま実行する場合、構成される各スキーマに対して最大サイズ250MBのデータベース・ファイルが1つずつしか作成されません。
- データベースのチューニング方法の詳細は、データベースのドキュメントを参照してください。