この手順を実行するには、次の情報が必要になります。
リソースが STOP_FAILED であるノードの名前
STOP_FAILED 状態になっているリソースとリソースグループの名前
詳細は、scswitch(1M) のマニュアルページを参照してください。
この手順は、任意のクラスタノードで実行します。
クラスタ内のノードでスーパーユーザーになります。
STOP_FAILED 状態のリソースと、どのノードでこの状態なのかを確認します。
# scstat -g |
STOP_FAILED 状態になっているノード上で、リソースとそのモニターを手作業で停止します。
この手順では、プロセスを強制終了するか、リソースタイプ固有のコマンドまたは別のコマンドを実行する必要があります。
手作業で停止したすべてのノード上で、これらのリソースの状態を手作業で OFFLINE に設定します。
# scswitch -c -h nodelist -j resource-name -f STOP_FAILED |
フラグを消去します。
リソースが実行されていたノード名を指定します。
オフラインにするリソースの名前を指定します。
フラグ名を指定します。
手順 4 で STOP_FAILED フラグを消去したノード上で、リソースグループの状態を調べます。状態は、OFFLINE または ONLINE になっています。
# scstat -g |
scstat -g で調べた結果、リソースグループがまだ ERROR_STOP_FAILED 状態の場合は、次の scswitch コマンドを使用し、ERROR_STOP_FAILED 状態になっているノード上でリソースグループをオフラインにします。
# scswitch -F -g resource-group-name |
グループをマスターできるすべてのノード上でリソースグループをオフラインにします。
オフラインにするリソースグループの名前を指定します。
STOP メソッドに失敗し、停止に失敗したリソースがリソースグループ内のほかのノードの依存性を持っているときに、リソースグループをオフラインに切り替えた場合にこの状況が発生します。これ以外の状況では、手順 4 のコマンドをすべての STOP_FAILED リソースで実行することによって、リソースグループは自動的に ONLINE または OFFLINE 状態に戻ります。
これで、リソースグループを ONLINE 状態に切り替えることができます。