Sun Cluster 3.0 のシステム管理

ディスクデバイスグループからボリュームを削除する (VERITAS Volume Manager)


注 -

ディスクデバイスグループからボリュームを削除した後は、「ディスクグループの構成変更を登録する (VERITAS Volume Manager)」の手順に従って、ディスクデバイスグループに構成変更を登録してください。


  1. クラスタのノードでスーパーユーザーになります。

  2. ディスクデバイスグループの主ノードを確認します。


    # scstat -D
    
  3. ディスクデバイスグループがオフラインかどうかを確認します。

    • オフラインでない場合は、手順 4 に進んでください。

    • オフラインの場合は、ディスクグループをオンラインにします。


    # scswitch -z -D disk-device-group -h node
    
    -z

    切り替えを実行します。

    -D disk-device-group

    切り替えるデバイスグループを指定します。

    -h node

    新たに主ノードになるノードの名前を指定します。

  4. 主ノード (ディスクデバイスグループを現在マスターしているノード) から、ディスクグループの VxVM ボリュームを削除します。


    # vxedit -g diskgroup -rf rm volume
    
    -g diskgroup

    ボリュームが含まれる VxVM ディスクグループを指定します。

    -rf rm volume

    指定したボリュームを削除します。

次の作業

ボリュームを削除したら、ディスクデバイスグループに構成変更を登録する必要があります。「ディスクグループの構成変更を登録する (VERITAS Volume Manager)」を参照してください。