リソースモニターとリソース制御コールバックを実装するために、プロセス管理機能が RMAPI および DSDL に提供されています。RMAPI は次の機能を定義します (これらのコマンドとプログラムの詳細については、各マニュアルページを参照してください)。
プロセス監視機能: pmfadm(1M) と rpc.pmfd(1M) - プロセス監視機能 (PMF) は、プロセスとその子孫プロセスを監視し、停止した場合は再起動する方法を提供します。この機能は、pmfadm(1M) コマンド (監視するプロセスを起動および制御する) と rpc.pmfd(1M) デーモンからなります。
halockrun(1M) - ファイルロックを保持したまま、子プログラムを実行するプログラム。このコマンドはシェルスクリプトで使用すると便利です。
hatimerun(1M) - タイムアウト制御下で、子プログラムを実行するプログラム。このコマンドはシェルスクリプトで使用すると便利です。
DSDL は、hatimerun 機能を実装するために scds_hatimerun(3HA) 関数を提供します。
DSDL は、PMF 機能を実装するために scds_pmf_*(3HA) 関数セットを提供します。DSDL の PMF 機能の概要と、個々の関数のリストについては、「PMF 関数」を参照してください。