アダプタを既存の NAFO グループに追加し、NAFO グループの別のバックアップアダプタを提供します。これにより、クラスタノードのパブリックネットワーク接続の可用性が向上します。
この手順は、SunPlex Manager GUI を使用しても実行できます。詳細については、SunPlex Manager のオンラインヘルプを参照してください。
新しいパブリックネットワークアダプタカードをノードに取りつける必要があるかどうかを判断します。
取り付ける必要がある場合は、『Sun Cluster 3.0 U1 Hardware Guide』を参照してください。
取り付ける必要がない場合は、手順 2 に進んでください。
NAFO グループに追加されているアダプタが、NAFO グループのアクティブアダプタとして同じサブネットに接続されているかどうかを確認します。
アダプタが取り外されていないかどうか、また、アダプタに関連する /etc/hostname.adapter ファイルがないかどうかを確認します。
新しいアダプタの追加先の NAFO グループを含むノードでスーパーユーザーになります。
アダプタを NAFO グループに追加します。
# pnmset -c nafo-group -o add adapter |
新しいアダプタの追加先の NAFO グループを指定します。
指定した NAFO グループに追加するパブリックネットワークアダプタを指定します。
NAFO グループの状態を確認します。
# pnmstat -l |
次に、2 つのアダプタ (qfe0 および qfe1) で構成されている NAFO グループ (nafo0) にアダプタ qfe2 を追加する例を示します。
# pnmstat -l group adapters status fo_time act_adp nafo0 qfe0:qfe1 OK NEVER qfe0 # pnmset -c nafo0 -o add qfe2 # pnmstat -l group adapters status fo_time act_adp nafo0 qfe0:qfe1:qfe2 OK NEVER qfe0 |