Sun Cluster は、Network Time Protocol (NTP) を使用し、クラスタノード間で時刻を同期させています。クラスタの時刻の調整は、ノードが時刻を同期するときに、必要に応じて自動的に行われます。詳細については、『Sun Cluster 3.0 U1 の概念』および『Network Time Protocol User's Guide』を参照してください。
NTP を使用する場合、クラスタの稼動中はクラスタの時刻を調整しないでください。このような調整としては、date(1)、rdate(1M)、xntpdate(1M) などのコマンドを、対話的に、または cron(1M) スクリプト内で使用することも含まれます。
クラスタ内の任意のノードでスーパーユーザーになります。
クラスタを停止して OBP プロンプトの状態にします。
# scshutdown -g0 -y |
各ノードを非クラスタノードで起動します。
ok boot -x |
単一のノードで、date(1) コマンドを実行して時刻を設定します。
# date HHMMSS |
他のマシンで、rdate(1M) コマンドを実行し、時刻をこのノードに同期化します。
# rdate hostname |
各ノードを起動し、クラスタを再起動します。
# reboot |
すべてのクラスタノードで変更が行われたことを確認します。
各ノードで、date(1M) コマンドを実行します。
# date |