DR 切り離し操作は、アクティブでないパブリックネットワークインタフェースに対して行うことができます。DR のボード切り離し操作によってアクティブなパブリックネットワークインタフェースに影響がある場合には、システムは操作を拒否し、操作によって影響を受けるインタフェースを特定します。パブリックネットワークインタフェースがアクティブである場合は、まず、ネットワークアダプタフェイルオーバー (NAFO) グループの、アクティブネットワークインスタンスというステータスから削除する必要があります。
無効にされたネットワークアダプタに対して DR 切り離し操作を行っている間にアクティブなネットワークアダプタに障害が発生すると、システムの可用性が損なわれます。これは、DR 操作の間は、アクティブなネットワークアダプタのフェイルオーバー先が存在しないためです。
次の各手順は、パブリックネットワークインタフェースに対する DR 切り離し操作を要約したものです。詳細な手順については、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。