Sun Cluster 3.0 12/01 データサービス開発ガイド

xfnts_monitor_check メソッド

障害モニターがリソースが属するリソースグループを別のノードにフェイルオーバーしようとするたびに、RGM は MONITOR_CHECK メソッドを呼び出します。xfnts_monitor_check メソッドは svc_validate メソッドを呼び出して、xfs デーモンをサポートするための適切な構成が存在していることを確認します。詳細については、xfnts_validate メソッド」を参照してください。次に、xfnts_monitor_check のコードを示します。


例 7-14

	/* RGM から渡された引数を処理し、syslog を初期化する。 */
	if (scds_initialize(&scds_handle, argc, argv) != SCHA_ERR_NOERR)
{
		scds_syslog(LOG_ERR, "Failed to initialize the handle.");
		return (1);
	}
	rc =  svc_validate(scds_handle);
	scds_syslog_debug(DBG_LEVEL_HIGH,
	    "monitor_check method "
	    "was called and returned <%d>.", rc);
	/* scds_initialize が割り当てたすべてのメモリーを解放する。*/
	scds_close(&scds_handle);
	/* モニター検査の一環として実行した検証メソッドの結果を戻す。*/
	return (rc);
}