Sun Cluster 3.0 12/01 データサービス開発ガイド

Create 画面の使用

リソースタイプを作成する最初の段階では、Agent Builder を起動したときに表示される Create 画面に必要な情報を入力します。図 8-2 に、各フィールドに情報を入力した後の Create 画面を示します。

図 8-2 Create 画面

Graphic

Create 画面には、次のフィールド、ラジオボタン、およびチェックボックスがあります。


注 -

cc コンパイラが $PATH に存在しない場合、Agent Builder は「C」オプションボタンをグレー表示し、「Ksh」ボタンにチェックマークを入れます。異なるコンパイラを指定する方法については、「Agent Builder のインストールと構成」の最後にある注を参照してください。


必要な情報を入力した後、「Create」ボタンをクリックします。画面の一番下にある「Output Log」には、Agent Builder が行ったアクションが表示されます。「Edit」メニューの「Save Output Log」コマンドを使用すれば、出力ログ内の情報を保存できます。

終了したら、Agent Builder は成功メッセージまたは警告メッセージを表示します。警告メッセージは Create 段階が完了しなかったことを示します。その場合は、出力ログの情報から原因を調べます。

Agent Builder が成功メッセージを表示した場合、「Next」ボタンをクリックすると、Configure 画面に進むことができます。Configure 画面では、リソースタイプの生成を完結することができます。


注 -

完全なリソースタイプを生成するには、2 段階の作業が必要ですが、最初の段階 (つまり、Create) が完了した後に Agent Builder を終了しても、入力した情報や Agent Builder で作成した内容が失われることはありません。詳細については、「完成した作業内容の再利用」を参照してください。