Agent Builder を起動するには、scdsbuilder(1HA) コマンド を使用します。
% /usr/cluster/bin/scdsbuilder |
図 8-1 のような、Agent Builder の初期画面が表示されます。
GUI バージョンにアクセスできない場合は、コマンド行インタフェースバージョンの Agent Builder を使用できます。詳細については、「コマンド行バージョンの Agent Builder の使用」を参照してください。
Agent Builder では、次の 2 つの画面を使用して、新しいリソースタイプを作成します。
Create 画面-この画面では、作成するリソースタイプについての基本的な情報を提供します。たとえば、リソースタイプの名前や、生成されるファイル用のインストールディレクトリを入力します。また、作成するリソースの種類 (スケーラブルまたはフェイルオーバー) 、ベースアプリケーションがネットワーク対応かどうか (つまり、ネットワークを使用してクライアントと通信するかどうか)、生成するコードのタイプ (C または ksh) も指定できます。この画面に必要な情報をすべて入力し、「Create」を選択すると、対応する出力が生成されます。この後、Configure 画面に進むことができます。
Configure 画面-この画面では、アプリケーションを起動するコマンドを提供する必要があります。オプションとして、アプリケーションを停止するコマンドや検証するコマンドも提供できます。これらのコマンドを指定しない場合、生成される出力コードは、シグナルを使用してアプリケーションを停止し、デフォルトの検証メカニズムを使用してアプリケーションを検証します。検証コマンドについては、「Configure 画面の使用」を参照してください。また、この画面では、上記の各コマンドのタイムアウト値も変更できます。
既存のリソースタイプのインストールディレクトリから Agent Builder を起動する場合、Agent Builder は Create と Configure 画面を既存のリソースタイプの値に初期化します。
Agent Builder の画面上にあるボタンやメニューの使用方法については、「ナビゲーション」を参照してください。