install_directory/rt_name/pkg ディレクトリには、Solaris パッケージが格納されます。パッケージの名前は、ベンダー名とリソースタイプ名を連結したものです (たとえば、SUNWftp)。install_directory/rt_name/src ディレクトリ内の Makefile は、新しいパッケージを作成するのに役立ちます。たとえば、ソースファイルを修正し、 コードを再コンパイルした場合、あるいは、パッケージユーティリティースクリプトを修正した場合、make pkg コマンドを使用して新しいパッケージを作成します。
パッケージをクラスタから削除する場合、同時に複数のノードから pkgrm コマンドを実行しようとすると、pkgrm コマンドが失敗する可能性があります。この問題を解決するには、次の 2 つの方法があります。
クラスタの いずれかのノードで removert_name スクリプトを実行してから、任意のノードで pkgrm を実行する。
クラスタの 1 つのノードで pkgrm を実行して、必要なすべてのクリーンナップ処理を行った後、(必要であれば同時に) 残りのノードで pkgrm を実行する。
同時に複数のノードから pkgrm を実行しようとして失敗した場合は、再度いずれかのノードで pkgrm を実行した後、残りのノードで pkgrm を実行します。