この節では、BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアをインストールして構成する方法、および Sun Cluster 環境で動作するように BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアを設定する方法を説明します。
「Sun Cluster HA for BroadVision One-To-One Enterprise の構成指針」および 「インストール前の注意点」に示されているガイドラインに従ってください。
クラスタファイルシステムに BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアをインストールする方法については、『BroadVision One-To-One Enterprise Installation and Administration Guide』に従ってください。
BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアは、任意のクラスタノードからクラスタファイルシステム上に 1 度だけインストールしてください。
$BV1TO1_VAR/etc/bv1to1.conf ファイルを構成します。
表 11-3 は、$BV1TO1_VAR/etc/bv1to1.conf ファイルによる BroadVision One-To-One Enterprise コンポーネントの構成例を示しています。詳細は、「サポートされる構成」と、『BroadVision One-To-One Enterprise Installation and Administration Guide』内の説明を参照してください。
表 11-3 $BV1TO1_VAR/etc/bv1to1.conf ファイルの構成
すべてのクラスタプライベートホスト名上で Interaction Manager を構成する場合は、同じクラスタ上で HTTP サーバーを設定してください。すべてのクラスタノード上で Interaction Manager を構成する場合は、クラスタ以外の場所に HTTP サーバーを設定できます。
クラスタは、BroadVision One-To-One バックエンドサーバーが任意のクラスタノードからデータベースにアクセスできるように構成してください。
フェイルオーバーリソースグループは、各バックエンドリソースに要求される管理の柔軟性と精度に応じ、次に示す方法のどちらかで設定できます。
複数の論理ホスト名を使用するために複数のフェイルオーバーリソースグループを設定する。このオプションを使用する場合は、「Sun Cluster HA for BroadVision One-To-One Enterprise のインストールを確認する」へ進んでください。
n 個の論理ホスト名を使用し、すべてのバックエンドリソースとルートホストリソースを含有するために 1 つのフェイルオーバーリソースグループを設定する。このオプションを使用する場合は、「代替構成」へ進んでください。「代替構成」の説明に従ってインストールを実行します。
詳細は、「サポートされる構成」を参照してください。