Sun Cluster 3.0 12/01 データサービスのインストールと構成

BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアをインストールして構成する

この節では、BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアをインストールして構成する方法、および Sun Cluster 環境で動作するように BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアを設定する方法を説明します。

  1. 「Sun Cluster HA for BroadVision One-To-One Enterprise の構成指針」および 「インストール前の注意点」に示されているガイドラインに従ってください。

  2. クラスタファイルシステムに BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアをインストールする方法については、『BroadVision One-To-One Enterprise Installation and Administration Guide』に従ってください。


    注 -

    BroadVision One-To-One Enterprise ソフトウェアは、任意のクラスタノードからクラスタファイルシステム上に 1 度だけインストールしてください。


  3. $BV1TO1_VAR/etc/bv1to1.conf ファイルを構成します。

    表 11-3 は、$BV1TO1_VAR/etc/bv1to1.conf ファイルによる BroadVision One-To-One Enterprise コンポーネントの構成例を示しています。詳細は、「サポートされる構成」と、『BroadVision One-To-One Enterprise Installation and Administration Guide』内の説明を参照してください。

    表 11-3 $BV1TO1_VAR/etc/bv1to1.conf ファイルの構成

    BroadVision One-To-One Enterprise コンポーネント 

    構成内容 

    ルートホスト 

    論理ホスト名 

    バックエンドサーバー 

    論理ホスト名 

    Interaction Manager 

    すべてのクラスタノードまたはすべてのクラスタプライベートホスト名 [クラスタインターコネクトとプライベートホスト名については、『Sun Cluster 3.0 12/01 ソフトウェアのインストール』を参照してください。]


    注 -

    すべてのクラスタプライベートホスト名上で Interaction Manager を構成する場合は、同じクラスタ上で HTTP サーバーを設定してください。すべてのクラスタノード上で Interaction Manager を構成する場合は、クラスタ以外の場所に HTTP サーバーを設定できます。



    注 -

    クラスタは、BroadVision One-To-One バックエンドサーバーが任意のクラスタノードからデータベースにアクセスできるように構成してください。


次の作業

フェイルオーバーリソースグループは、各バックエンドリソースに要求される管理の柔軟性と精度に応じ、次に示す方法のどちらかで設定できます。


注 -

詳細は、「サポートされる構成」を参照してください。