Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理

広域デバイスでの動的再構成

クラスタ内のディスクデバイスやテープデバイス上で動的再構成 (DR) を実行するときには、いくつかの問題を考える必要があります。


注意 - 注意 -

二次ノードに対して DR 操作を行っているときに現在の主ノードに障害が発生すると、クラスタの可用性が損なわれます。これは、新しい二次ノードが提供されるまでは、主ノードのフェイルオーバー先が存在しないためです。


広域デバイス上で DR 操作を実行するには、次の手順をその順番どおりに行います。

表 3-1 作業マップ: ディスクデバイスとテープデバイスでの動的再構成

作業 

参照箇所 

1. アクティブなデバイスグループに影響するような DR 操作を現在の主ノードに実行する必要がある場合、DR 削除操作をデバイス上で実行する前に、主ノードと二次ノードを切り替えます。 

「デバイスグループの主ノードを切り替える」

2. 削除するデバイス上で DR 削除操作を実行します。 

Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』と『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』 (http://docs.sun.com)