この作業は、稼動しているクラスタ内で故障ホストアダプタを交換する場合に行なってください。この作業では、交換する故障ホストアダプタを抱えるノードを「ノード A」、他方のノードを「ノード B」と呼びます。
すべてのノードで、稼動しているリソースグループとデバイスグループを確認します。
この情報を記録するのは、この作業の 手順 8 でこの情報を使用してリソースグループとデバイスグループをこれらのノードに返すためです。
# scstat |
ノード A からすべてのリソースグループとデバイスグループを削除します。
# scswitch -S -h nodename |
ノード A を停止します。
# shutdown -y -g0 -i0 |
ノード A の電源を切ります。
詳細は、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。
故障したホストアダプタを交換します。
ホストアダプタの削除と追加の方法については、ノードに付属しているマニュアルを参照してください。
ノード A に電源を入れます。
詳細は、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。
ノード A をクラスタモードで起動します。
{0} ok boot |
詳細は、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。
手順 1 で確認したリソースグループとデバイスグループをすべてのノードに返します。
# scswitch -z -g resource-group -h nodename # scswitch -z -D device-group-name -h nodename |
詳細は、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。