ディスクデバイスグループからノードを削除する方法 (Solstice DiskSuite) (5/02)
Solstice DiskSuite ディスクデバイスグループの潜在的主ノードのリストからクラスタノードを削除する場合は、この手順を使用します。ノードは複数のディスクデバイスグループに属している場合があるため、このノードを削除したいディスクデバイスグループごとに metaset コマンドを繰り返し実行する必要があります。
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削除するノードがメンバーになっている Solstice DiskSuite のディスクデバイスグループを特定します。
Solstice DiskSuite のディスクデバイスグループは、デバイスグループタイプが SDS のものです。
# scconf -p | grep Device
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変更したいディスクデバイスグループを所有しているノードでスーパーユーザーになります。
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ディスクデバイスグループからこのノードのホスト名を削除します。
# metaset -s setname -d -h nodelist
- -s setname
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ディスクデバイスグループの名前を指定します。
- -d
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-h で指定されたノードをディスクデバイスグループから削除します。
- -h nodelist
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ディスクデバイスグループをマスターできるノード群からこのノードを削除します。
注 -更新には、数分かかることがあります。
コマンドが正常に動作しない場合は、コマンドに -f (Force) オプションを追加します。
# metaset -s setname -d -f -h nodelist
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潜在的主ノードとしてのノードを削除するディスクデバイスグループごとに 手順 3 を繰り返し行ないます。
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ノードがディスクデバイスグループから削除されていることを確認します。
ディスクデバイスグループ名は metaset に指定したディスクセット名と一致します。
# scstat -D
例 - ディスクデバイスグループからノードを削除する (Solstice DiskSuite)
次の例では、あるディスクデバイスグループ構成からホスト名 phys-schost-2 を削除します。これによって、指定するディスクデバイスグループから潜在的主ノードである phys-schost-2 が削除されます。 最後に scstat -D コマンドを実行して、削除したノードが画面に表示されていないことを確認します。
[このノードの Solstice DiskSuite ディスクデバイスグループ(2) を特定する]
# scconf -p | grep Device
Device group name: dg-schost-1
Device group type: SDS
Device group failback enabled: no
Device group node list: phys-schost-1, phys-schost-2
Device group ordered node list: yes
Device group diskset name: dg-schost-1
[このノードのディスクデバイスグループを特定する]
# scstat -D
-- Device Group Servers --
Device Group Primary Secondary
------------ ------- ---------
Device group servers: dg-schost-1 phys-schost-1 phys-schost-2
[スーパーユーザーになる.]
[このホスト名をすべてのディスクデバイスグループから削除する]
# metaset -s dg-schost-1 -d -h phys-schost-2
[ノードの削除を確認する]
# scstat -D
-- Device Group Servers --
Device Group Primary Secondary
------------ ------- ---------
Device group servers: dg-schost-1 phys-schost-1 -
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