この節では、Sun Management Center 3.0 への Sun Cluster 3.0 モジュールについて、マニュアルに記載されていない情報を説明します。Sun Management Center 3.0 へのアップグレードについては、「Sun Management Center ソフトウェアのアップグレード」を参照してください。
Sun Cluster モジュールコンソールには、リソースやリソースグループを作成または削除したり、その状態を変更したりできる場所があります。これらの場所にアクセスするには、Sun Cluster Details ウィンドウを開いて、階層 (ツリー) ビューまたはトポロジビューからオプションを選択します。
階層 (ツリー) ビューの Resource Group サブツリーからリソースとリソースグループの作成ウィザードにアクセスできます。
次に示す各テーブルのポップアップメニューからリソースやリソースグループの作成や削除、状態の変更を行うことができます。
ポップアップメニューの項目と関連するテーブル
Resource Group Status テーブルと Resource Group Properties テーブルからは、次のポップアップメニューにアクセスできます。
Bring Online
Take Offline
Delete Selected Resource Group
Create New Resource Group
Create New Resource
Resource Status テーブルと Resource Configuration テーブルからは、次のポップアップメニューにアクセスできます。
Enable
Disable
Delete Resource
Create New Resource Group
Create New Resource
リソースまたはリソースグループを作成するためのウィザードにアクセスするには、次の手順を実行します。
階層 (ツリー) ビューまたはトポロジビューから、「Operating System」の下にある「Sun Cluster」をダブルクリックします。
「Resource Groups」項目または「Resource Groups」サブツリー内の任意の項目上でマウスの右ボタンをクリックします。
ポップアップメニューから「Create New Resource Group」または「Create New Resource」を選択します。
リソースやリソースグループのテーブルからアクセスできるポップアップメニューの作成ウィザードを使用するには、次の手順を実行します。
リソーステーブルまたはリソースグループテーブルを表示します。
テーブル内の任意のセルエントリを指します (ヘッダー行を除く)。
マウスの右ボタンをクリックします。
ポップアップメニューからアクションを選択します。
リソースの状態を変更したり、リソースやリソースグループを削除するには、次の手順を実行します。リソースを有効または無効にしたり、リソースグループをオンラインまたはオフラインにしたりするには、リソースとリソースグループのテーブルからポップアップメニューを使用します。
リソースまたはリソースグループのテーブルを表示します。
変更する項目を選択します。
エントリを削除するには、削除するリソースまたはリソースグループを選択します。
エントリの状態を変更するには、変更するリソースまたはリソースグループの行にある状態セルを選択します。
マウスの右ボタンをクリックします。
次のポップアップメニューから実行する作業を選択します。
Bring Online
Take Offline
Enable
Disable
Delete Selected Resource Group
Delete Resource
リソースやリソースグループを削除したり、その状態を変更したりすると、Sun Cluster モジュールは Probe Viewer ウィンドウを起動します。指定された作業が正常に実行された場合、Probe Viewer ウィンドウには (Sun Cluster モジュールによって)「Probe command returned no data (検証コマンドから戻されたデータはありません。)」というメッセージが表示されます。指定された作業が正常に行われなかった場合、Probe Viewer ウィンドウにはエラーメッセージが表示されます。
Sun Management Center の詳細については、Sun Management Center のマニュアルとオンラインヘルプを参照してください。