問題の概要:非常にまれだが、qfe アダプタで終了するプライベートインターコネクト転送パスが起動に失敗する。
回避方法:次の手順を実行します。
障害に関わったアダプタを確認します。
scstat -W を使用すると、当該アダプタに関わるすべての転送パスは「faulted (障害発生)」または「waiting (待機中)」のどちらか 1 つの状態であるパスエンドポイントとして表示されます。
scsetup(1M) を使用して、当該アダプタに接続されているすべてのケーブルをクラスタ構成から削除します。
scsetup をもう一度使用して、当該アダプタをクラスタ構成から削除します。
アダプタとケーブルをクラスタ構成に追加し直します。
上記手順で問題が解決できたかどうか、そして、パスを起動できるかどうかを確認します。
ケーブルとアダプタを (クラスタ構成から) 削除して追加し直しても問題が解決しなかった場合、上記手順を数回繰り返してみます。これでも問題が解決できなかった場合、問題のアダプタを持つノードを再起動します。ノードが起動すると、問題が解決していることもあります。ノードを再起動する前に、残りのクラスタがノードを再起動しても生き残れるだけの十分な定足数を持っていることを確認します。