次の段落は、scgdevs コマンドの動作を明確に記述します。この情報は現在、scgdevs(1M) のマニュアルページには記載されていません。
新しい情報:
ローカルノードから呼び出された scgdevs(1M) は、その作業をリモートノード上で非同期的に実行します。したがって、ローカルノード上でコマンドが完了しても、必ずしも、その作業がクラスタ規模で完了しているとは限りません。
「名前」節には間違いがあります。「名前」節は次のようになる必要があります。
sap_ci、SUNW.sap_ci、および SUNW.sap_ci_v2 - Sun Cluster HA for SAP 中央インスタンス用のリソースタイプの実装。
「機能説明」節には間違いがあります。「機能説明」節は次のようになる必要があります。
Resource Group Manager (RGM) は Sun Cluster ソフトウェア用の SAP データサービスを管理します。Sun Cluster HA for SAP 中央インスタンスを論理ホスト名リソースおよび SAP 中央インスタンスリソースとして構成します。
「名前」節には間違いがあります。「名前」節は次のようになる必要があります。
sap_as、SUNW.sap_as - フェイルオーバーデータサービスとしての Sun Cluster HA for SAP 用のリソースタイプの実装。
sap_as、SUNW.sap_as_v2 - フェイルオーバーデータサービスまたはスケーラブルデータサービスとしての Sun Cluster HA for SAP 用のリソースタイプの実装。
「機能説明」節には間違いがあります。「機能説明」節は次のようになる必要があります。
Resource Group Manager (RGM) は Sun Cluster ソフトウェア用の SAP データサービスを管理します。Sun Cluster HA for SAP アプリケーションサーバーをフェイルオーバーデータサービスとして設定する場合、このサーバーを論理ホスト名リソースと SAP アプリケーションサーバーリソースとして構成します。Sun Cluster HA for SAP アプリケーションサーバーをスケーラブルデータサービスとして設定する場合、このサーバーをスケーラブル SAP アプリケーションサーバーリソースとして構成します。
rg_properties(5) のマニュアルページには、次の新しいリソースグループプロパティが追加されます。
Auto_start_on_new_cluster
このプロパティは、新しいクラスタが形成されるときに、Resource Group Manager がリソースグループを自動的に起動するかどうかを制御します。
デフォルトは TRUE です。TRUE に設定されている場合、クラスタのすべてのノードが同時に再起動したとき、Resource Group Manager はリソースグループを自動的に起動して、Desired_primaries を実現しようとします。FALSE に設定されている場合、クラスタのすべてのノードが同時に再起動したとき、Resource Group Manager はリソースグループを自動的に起動しません。
分類: オプション デフォルト: TRUE 調整可能: 任意の時点