Sun Cluster 3.1 のシステム管理

基本的なクラスタ構成を検証する

sccheck(1M) コマンドはシステムの構成を検証して、クラスタが機能するために必要な正しい基本構成であるかどうかを判断します。sccheck コマンドはエラーがあった場合のみその情報を返します。エラーがない場合、sccheck は単にシェルプロンプトに戻ります。


注 –

sccheck は、デバイス、ボリューム管理コンポーネント、または Sun Cluster 構成を変更するような管理手順を行った後に実行してください。


  1. クラスタ内にある任意のノード上でスーパーユーザーになります。

  2. クラスタ構成を検証します。


    # sccheck
    

例—クラスタ構成の検証

次の例は、ノード phys-schost-3 にマウントポイント /global/schost-1 がないことを示しています。


# sccheck
vfstab-check: WARNING - phys-schost-3 - マウントポイント /global/schost-1 がなくなりました