scconf(1M) コマンドを使用すると、定足数の管理手順をすべて実行できます。また、scsetup(1M) 対話型ユーティリティや SunPlex Manager GUI を使用しても、いくつかの管理手順を実行できます。この章の管理手順は、可能な限り scsetup を使用して説明してあります。GUI を使用して定足数手順を実行する方法については、SunPlex Manager のオンラインヘルプを参照してください。
定足数関連の scconf コマンドが中断または失敗すると、定足数の構成情報は、クラスタ構成データベースで矛盾することになります。この場合、コマンドを再度実行するか、reset オプションを指定して scconf を実行し、定足数の構成をリセットしてください。
scsetup(1M) ユーティリティは、scconf(1M) コマンドの対話的なインタフェースです。scsetup を実行すると、scconf コマンドが生成されます。これらのコマンドは、各説明の後にある例の中で示しています。
定足数の構成を表示できるコマンドには、 scstat -q と scconf -p の 2 つがあります。この章の手順では、通常、scconf を使用していますが、scstat -q も使用できます。
表 4–1 作業リスト : 定足数の管理
作業 |
参照箇所 |
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定足数デバイスをクラスタに追加 - scsetup(1M) を使用します。 | |
定足数デバイスをクラスタから削除 - scsetup を使用して、scconf を生成します。 | |
最後の定足数デバイスをクラスタから削除 - scsetup を使用して、scconf を生成します。 | |
クラスタの定足数デバイスの交換 - 上記の追加および削除手順を使用します。 | |
定足数デバイスを保守状態に変更 (保守状態にある場合、定足数デバイスは定足数確立の投票に参加しません。) - scsetup を使用して、scconf を生成します。 | |
定足数構成をデフォルトの状態にリセット - scsetup を使用して、scconf を生成します。 | |
定足数デバイスおよび投票数の一覧表示 -scconf(1M) を使用します。 |
クラスタ内の定足数デバイス上で動的再構成 (DR) を実行するときには、いくつかの問題を考慮する必要があります。
Solaris の DR 機能の説明で述べられているすべての必要条件、手順、制限は Sun Cluster の DR サポートにも適用されます (オペレーティング環境での休止操作を除く)。したがって、Sun Cluster ソフトウェアで DR 機能を使用する前には必ず、Solaris の DR 機能についての説明を熟読してください。特に、DR 削除操作中に、ネットワークに接続されていない入出力デバイスに影響する問題については熟考してください。
Sun Cluster は、定足数デバイス用に構成されたインタフェースが存在する場合 DR 削除操作を実行できません。
DR 操作がアクティブなデバイスに影響する場合、Sun Cluster はその操作を拒否して、その操作から影響を受けるデバイスを識別します。
定足数デバイスを削除するには、次の手順をその順番どおりに行います。
表 4–2 作業マップ: 定足数デバイスへの動的再構成
作業 |
参照箇所 |
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1. 削除する定足数デバイスと交換する、新しい定足数デバイスを有効に設定 | |
2. 削除する定足数デバイスを無効に設定 | |
3. 削除する定足数デバイス上で DR 削除操作を実行 |
「Solaris 8 on Sun Hardware」コレクションと「Solaris 9 on Sun Hardware」コレクションの『Sun Enterprise 10000 DR 構成マニュアル』と『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』 |
この手順は、SunPlex Manager GUI を使用しても実行できます。詳細については、SunPlex Manager のオンラインヘルプを参照してください。
この手順を実行するには、ノードが共有するデバイス ID (DID) によりディスクドライブを確認します。scdidadm(1M) コマンドを使用して、DID 名の一覧を表示します。詳細については、scdidadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
この手順で使用するコマンドについては、scsetup(1M) および scconf(1M) のマニュアルページを参照してください。
クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになります。
scsetup ユーティリティを実行します。
# scsetup |
メインメニューが表示されます。
定足数デバイスで作業するには、1 (定足数) を選択します。
「定足数メニュー」が表示されます。
定足数デバイスを追加するには、1 (定足数ディスクを追加) を選択します。
手順に従い、使用するデバイス名を定足数デバイスとして入力します。
定足数デバイスが追加されていることを確認します。
# scstat -q |
次に、定足数デバイスを追加するときに scsetup により生成される scconf コマンドと、検証手順の例を示します。
クラスタの任意のノード上でスーパーユーザーになる [scsetup ユーティリティを実行する:] # scsetup 「定足数」を選択し、次に「定足数ディスクを追加」を選択する. プロンプトが表示されたら「yes」と答える [scconf コマンドが正常に終了したことを確認する:] scconf -a -q globaldev=d20 コマンドの実行が正常に終了したら scsetup を終了する scsetup 定足数メニューとメインメニューを終了する [定足数デバイスが削除されたことを確認する] # scstat -q -- 定足数の要約 -- 可能な定足数投票: 4 必要な定足数投票数: 3 存在する定足数投票数: 4 -- ノードによる定足数の投票数 -- ノード名 存在する 可能な 状態 --------- ------- -------- ------ ノードの投票数: phys-schost-1 1 1 オンライン ノードの投票数: phys-schost-2 1 1 オンライン -- デバイスによる定足数の投票数 -- デバイス名 存在する 可能な 状態 ----------- ------- -------- ------ デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d3s2 1 1 オンライン デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d4s2 1 1 オンライン |
この手順は、SunPlex Manager GUI を使用しても実行できます。詳細については、SunPlex Manager のオンラインヘルプを参照してください。
定足数ディスクを削除すると、そのディスクは定足数確立の投票に参加できなくなります。2 ノードクラスタでは、定足数デバイスが少なくとも 1 つは構成されている必要があります。構成されているデバイスが、クラスタの最後の定足数デバイスの場合は、scconf(1M) は失敗してデバイスは構成から削除されません。
削除するデバイスが、クラスタの最後の定足数デバイスの場合は、クラスタから最後の定足数デバイスを削除するを参照してください。
クラスタ内にある任意のノード上でスーパーユーザーになります。
削除する定足数デバイスを判別します。
# scconf -pv | grep 定足数 |
scsetup(1M) ユーティリティを実行します。
# scsetup |
メインメニューが表示されます。
1 (定足数) を選択して、定足数デバイスで作業します。
2 (定足数ディスクを削除) を選択して定足数デバイスを削除します。
削除プロセス中に表示される質問に答えます。
scsetup を終了します。
定足数デバイスが削除されたことを確認します。
# scstat -q |
次に、2 つ以上の定足数デバイスが構成されているクラスタから定足数デバイスを削除する例を示します。
任意のノード上でスーパーユーザーになり削除するノードを保守状態にする [削除する定足数デバイスを判別する:] # scconf -pv | grep Quorum [scsetup ユーティリティを実行する:] # scsetup 「定足数」を選択し、次に「定足数ディスクを削除」を選択する. プロンプトが表示されたら「yes」と答える [sconf コマンドが正常に終了したことを確認:] scconf -r -q globaldev=d4 コマンドの実行が正常に終了したら scsetup を終了する scsetup 定足数メニューとメインメニューを終了する [定足数デバイスが削除されたことを確認する:] # scstat -q -- 定足数の要約 -- 可能な定足数投票: 3 必要な定足数投票数: 2 存在する定足数投票数: 3 -- ノードによる定足数の投票数 -- ノード名 存在する 可能な 状態 --------- ------- -------- ------ ノードの投票数: phys-schost-1 1 1 オンライン ノードの投票数: phys-schost-2 1 1 オンライン -- デバイスによる定足数の投票数 -- デバイス名 存在する 可能な 状態 ----------- ------- -------- ------ デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d3s2 1 1 オンライン |
削除するデバイスが、クラスタ内の最後の定足数デバイスではない場合は、定足数デバイスを削除するを参照してください。
2 ノードクラスタでは、定足数デバイスが少なくとも 1 つは構成されている必要があります。構成されているデバイスが、2 ノードクラスタの最後の定足数デバイスの場合は、scconf(1M) を使用して構成からデバイスを削除できるように、このクラスタをインストールモードにする必要があります。これは、クラスタからノードを削除する場合にだけ行います。
クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになり、削除するノードを保守状態にします。
ノードを保守状態にするを参照してください。
クラスタをインストールモードにします。
# scconf -c -q installmode |
scconf コマンドを使用して定足数デバイスを削除します。
クラスタがインストールモードである場合、scsetup(1M) クラスタ管理メニューオプションは利用できません。
# scconf -r -q globaldev=device |
定足数デバイスが削除されたことを確認します。
# scstat -q |
次に、クラスタ構成の最後の定足数デバイスを削除する例を示します。
[任意のノード上でスーパーユーザーになる] [クラスタをインストールモードにする:] # scconf -c -q installmode [定足数デバイスを削除する:] # scconf -r -q globaldev=d3 [定足デバイスが削除されたことを確認する:] # scstat -q -- 定足数の要約 -- 可能な定足数投票: 2 必要な定足数投票数: 2 存在する定足数投票数: 2 -- ノードによる定足数の投票数 -- ノード名 存在する 可能な 状態 --------- ------- -------- ------ ノードの投票数: phys-schost-1 1 1 オンライン ノードの投票数: phys-schost-2 1 1 オンライン -- デバイスによる定足数の投票数 -- デバイス名 存在する 可能な 状態 ----------- ------- -------- ------ |
交換するディスクが含まれているディスク格納装置上で、新しい定足数デバイスを構成します。
最初に、古いデバイスの代わりに、新しい定足数デバイスを構成に追加する必要があります。新しい定足数デバイスをクラスタに追加する方法については、定足数デバイスを追加するを参照してください。
障害が発生したディスクを定足数デバイスとして削除します。
古い定足数デバイスを構成から削除する方法については、定足数デバイスを削除するを参照してください。
障害のあるディスクを交換します。
各自のディスク筐体のハードウェア手順については、『Sun Cluster 3.1 Hardware Administration Manual』を参照してください。
scsetup(1M) ユーティリティを使用すると、既存の定足数デバイスのノードリストにノードを追加したり、ノードリストからノードを削除できます。定足数デバイスのノードリストを変更するには、定足数デバイスを削除し、削除した定足数デバイスへのノードの物理的な接続を変更して、定足数デバイスをクラスタ構成に追加し直す必要があります。定足数デバイスを追加すると、scconf(1M) は自動的に、ディスクが接続されているすべてのノードについて、ノードからディスクへのパスを構成します。
クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになります。
変更したい定足数デバイスの名前を判別します。
# scconf -p | grep 定足数 |
scsetup ユーティリティを実行します。
# scsetup |
メインメニューが表示されます。
1 (定足数) を選択して、定足数デバイスで作業します。
「定足数メニュー」が表示されます。
2 (定足数ディスクを削除) を選択して、定足数デバイスを削除します。
指示に従います。削除するディスクの名前を問い合わせられます。
定足数デバイスへのノードの物理的な接続を追加または削除します。
1 (定足数ディスクを追加) を選択して、定足数デバイスを追加します。
指示に従います。定足数デバイスとして使用するディスクの名前を問い合わせられます。
定足数デバイスが追加されていることを確認します。
# scstat -q |
次に、scsetup ユーティリティを使用して、定足数デバイスのノードリストにノードを追加したり、ノードリストからノードを削除する例を示します。この例では、定足数デバイスの名前は d2 であり、この手順の最終目的は別のノードを定足数デバイスのノードリストに追加することです。
[クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになる] [変更したい定足数デバイス名を判別する:] # scconf -p | grep 定足数 定足数デバイス: d2 定足数デバイス名: d2 定足数デバイス投票権: 1 有効な定足数デバイス: yes 定足数デバイス名: /dev/did/rdsk/d2s2 定足数デバイスのホスト (有効): phys-host-1 phys-host-2 定足数デバイスのホスト (無効): [ユーティリティを実行する:] # scsetup 1 (定足数). 2 (定足数ディスクを削除). プロンプトが表示されたら「yes」と答える 項目: 例: 定足数デバイス名 d2 [scconf コマンドが正常に終了したことを確認する:] scconf -r -q globaldev=d2 コマンドが正常に終了する 1 (定足数) 1 (定足数ディスクの追加) を選択する プロンプトが表示されたら「yes」と答える 項目: 例: 定足数デバイス名 d2 [scconf コマンドが正常に終了したことを確認する:] scconf -a -q globaldev=d2 コマンドが正常に終了したことを確認する scsetup ユーティリティを終了する [正しいノードが定足数デバイスに接続されることを確認する。この例では phys-schost-3 が有効ホストリストに追加されていることを確認する] # scconf -p | grep Quorum 定足数デバイス: d2 定足数デバイス名: d2 定足数デバイス投票権: 2 可能な定足数投票数: yes 定足数デバイス名: /dev/did/rdsk/d2s2 定足数デバイスのホスト (有効): phys-schost-1 phys-schost-2 phys-schost-3 定足数デバイスのホスト (無効): [変更した定足数デバイスがオンラインであることを確認する] # scstat -q -- デバイスによる定足数の投票数 -- デバイス名 存在する 可能な 状態 ----------- ------- -------- ------ デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d2s2 1 1 オンライン [定足数デバイスが削除されたことを確認する:] # scstat -q -- 定足数の要約 -- 可能な定足数投票: 4 必要な定足数投票数: 3 存在する定足数投票数: 4 -- ノードによる定足数の投票数 -- ノード名 存在する 可能な 状態 --------- ------- -------- ------ ノードの投票数: phys-schost-1 1 1 オンライン ノードの投票数: phys-schost-2 1 1 オンライン -- デバイスによる定足数の投票数 -- デバイス名 存在する 可能な 状態 ----------- ------- -------- ------ デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d3s2 1 1 オンライン デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d4s2 1 1 オンライン |
定足数デバイスを保守状態にするには、scconf(1M) コマンドを使用する必要があります。現在、scsetup(1M) ユーティリティーにこの機能はありません。この手順は、SunPlex Manager GUI を使用しても実行できます。詳細については、SunPlex Manager のオンラインヘルプを参照してください。
サービスから定足数デバイスを長時間はずす場合は、その定足数デバイスを保守状態にします。保守状態のデバイスの定足数投票数 (quorum vote count) はゼロに設定されるため、そのデバイスが稼働中でも定足数確立の投票には参加しません。保守状態でも定足数デバイスの構成情報は保持されます。
2 ノードクラスタでは、定足数デバイスが少なくとも 1 つは構成されている必要があります。構成されているデバイスが 2 ノードクラスタの最後の定足数デバイスの場合は、scconf は失敗してデバイスは保守状態になりません。
クラスタノードを保守状態にする方法については、ノードを保守状態にするを参照してください。
クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになります。
定足数デバイスを保守状態にします。
# scconf -c -q globaldev=device,maintstate |
scconf コマンドの変更フォームを指定します。
定足数オプションを管理します。
変更するディスクデバイスの DID 名 (d4 など) を指定します。
共有定足数デバイスを保守状態にします。
定足数デバイスが保守状態にあることを確認します。
保守状態にしたデバイスの出力は、定足数デバイスの投票数 (以下の例の Quorum device votes) がゼロになっていなければなりません。
# scconf -p | grep 定足数 |
次に、定足数デバイスを保守状態にし、結果を検証する例を示します。
# scconf -c -q globaldev=d20,maintstate # scconf -p | grep 定足数 ノードの定足数投票数: 1 ノードの定足数投票数: 1 定足数デバイス: d20 定足数デバイス名: d20 定足数デバイス投票権: 0 有効な定足数デバイス: no 定足数デバイス名: /dev/did/rdsk/d20s2 定足数デバイスのホスト (有効): phys-schost-2 phys-schost-3 定足数デバイスのホスト (無効): |
定足数デバイスを有効にし直す方法については、定足数デバイスを保守状態から戻すを参照してください。
ノードを保守状態にする方法については、ノードを保守状態にするを参照してください。
保守状態にあった定足数デバイスをオンラインに戻した場合は、次の手順に従って、定足数投票数 (quorum vote count) をリセットしてデフォルト設定に戻します。クラスタノードのデフォルトの投票数は 1 です。定足数デバイスのデフォルトの投票数は N-1 です。N は、投票数が 0 以外で、定足数デバイスが構成されているポートを持つノードの数を示します。
保守状態の定足数デバイスを、保守状態から戻した場合は、必ずこの手順を実行してください。
globaldev または node オプションのどちらも指定しない場合、定足数投票数はクラスタ全体でリセットされます。
クラスタノードおよび関連する定足数デバイスを保守状態から戻す方法については、ノードを保守状態から戻すを参照してください。
クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになります。
定足数投票数をリセットします。
# scconf -c -q globaldev=device,reset |
scconf コマンドの変更フォームを指定します。
定足数オプションを管理します。
リセットする定足数デバイスの DID 名 (d4 など) を指定します。
定足数をリセットする変更フラグです。
ノードが保守状態にあったために定足数投票数をリセットする場合は、このノードを再起動します。
定足数投票数を確認します。
# scconf -p | grep 定足数 |
次に、定足数デバイスの投票数をリセットしてデフォルト設定に戻し、結果を検証する例を示します。
# scconf -c -q globaldev=d20,reset # scconf -p | grep 定足数 Node quorum vote count: 1 Node quorum vote count: 1 定足数デバイス: d20 定足数デバイス名: d20 定足数デバイス投票権: 1 有効な定足数デバイス: yes 定足数デバイス名: /dev/did/rdsk/d20s2 定足数デバイスのホスト (有効): phys-schost-2 phys-schost-3 定足数デバイスのホスト (無効): |
この手順は、SunPlex Manager GUI を使用しても実行できます。詳細については、SunPlex Manager のオンラインヘルプを参照してください。
定足数構成を一覧表示するには、スーパーユーザーになる必要はありません。
scconf(1M) を使用して、定足数構成を一覧表示します。
# scconf -p | grep 定足数 |
# scconf -p | grep “定足数 | 投票” ノード定足数投票数: 1 ノード定足数投票数: 1 定足数デバイス: d20 定足数デバイス名: d20 定足数デバイス投票権: 1 有効な定足数デバイス: yes 定足数デバイス名: /dev/did/rdsk/d20s2 定足数デバイスのホスト (有効): phys-schost-2 phys-schost-3 定足数デバイスのホスト (無効): |