クラスタ内の定足数デバイス上で動的再構成 (DR) を実行するときには、いくつかの問題を考慮する必要があります。
Solaris の DR 機能の説明で述べられているすべての必要条件、手順、制限は Sun Cluster の DR サポートにも適用されます (オペレーティング環境での休止操作を除く)。したがって、Sun Cluster ソフトウェアで DR 機能を使用する前には必ず、Solaris の DR 機能についての説明を熟読してください。特に、DR 削除操作中に、ネットワークに接続されていない入出力デバイスに影響する問題については熟考してください。
Sun Cluster は、定足数デバイス用に構成されたインタフェースが存在する場合 DR 削除操作を実行できません。
DR 操作がアクティブなデバイスに影響する場合、Sun Cluster はその操作を拒否して、その操作から影響を受けるデバイスを識別します。
定足数デバイスを削除するには、次の手順をその順番どおりに行います。
表 4–2 作業マップ: 定足数デバイスへの動的再構成
作業 |
参照箇所 |
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1. 削除する定足数デバイスと交換する、新しい定足数デバイスを有効に設定 | |
2. 削除する定足数デバイスを無効に設定 | |
3. 削除する定足数デバイス上で DR 削除操作を実行 |
「Solaris 8 on Sun Hardware」コレクションと「Solaris 9 on Sun Hardware」コレクションの『Sun Enterprise 10000 DR 構成マニュアル』と『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』 |