Sun Cluster 3.1 のシステム管理

例 — クラスタトランスポートケーブル、トランスポートアダプタ、トランスポート接続点の追加

次に、scsetup コマンドを使用して、トランスポートケーブル、トランスポートアダプタ、トランスポート接続点をノードに追加する例を示します。


[ケーブルがインストールされているか確認する]
すべてのノードでスーパーユーザーになり、メンテナンス状態で削除されるようにノードを設定する
# scsetup
クラスタインターコネクトを選択する
「トランスポートケーブルを追加」、「トランスポートアダプタをノードに追加」、「トランスポート接続点を追加」の中からいずれかを選択する
プロンプトが表示されたら質問に答える
   必須:         例:
   ノード名             phys-schost-1
   アダプタ名          qfe2
   接続点名         hub2
   トランスポートタイプ         dlpi
[scconf コマンドが正常に終了したことを確認する]
コマンドが正常に完了しました
scsetup クラスタインターコネクトメニューとメインメニューを停止する
[ケーブル、アダプタ、接続点が追加されたことを確認する:]
# scconf -p | grep "ケーブル"
  トランスポートケーブル:   phys-schost-2:qfe0@1 ethernet-1@2    Enabled
  トランスポートケーブル:   phys-schost-3:qfe0@1 ethernet-1@3    Enabled
  トランスポートケーブル:   phys-schost-1:qfe0@0 ethernet-1@1    Enabled
# scconf -p | grep "ノードのトランスポートアダプタ"
  ノードのトランスポートアダプタ:                         qfe2 hme1 qfe0
  ノードのトランスポートアダプタ:                         qfe0
  ノードのトランスポートアダプタ:                         qfe0 qfe2 hme1
  ノードのトランスポートアダプタ:                         qfe0
  ノードのトランスポートアダプタ:                         qfe0 qfe2 hme1
  ノードのトランスポートアダプタ:                          qfe0
# scconf -p | grep "クラスタのトランスポート接続点"
  クラスタのトランスポート接続点:                       hub0 hub1 hub2
  クラスタのトランスポート接続点:                        hub0
  クラスタのトランスポート接続点:                        hub1
  クラスタのトランスポート接続点:                        hub2