次に、クラスタノードの定足数投票数をリセットして、その定足数デバイスをデフォルトに戻し、その結果を確認する例を示します。scstat -q の出力では、phys-schost-1 の Node votes は 1 であり、その状態は online です。Quorum Summary では、投票数も増えているはずです。
phys-schost-2# scconf -c -q node=phys-schost-1,reset
[phys-schost-1 上で次を実行する:]
ok> boot
phys-schost-1# scstat -q
-- 定足数の概要 --
可能な定足数投票数: 6
必要な定足数投票数: 4
現在の定足数投票数: 6
-- ノードによる定足数の投票数 --
ノード名 存在する 可能な 状態
--------- ------- -------- ------
ノードの投票数: phys-schost-1 1 1 オンライン
ノードの投票数: phys-schost-2 1 1 オンライン
ノードの投票数: phys-schost-3 1 1 オンライン
-- デバイスによる定足数の投票数 --
デバイス名 存在する 可能な 状態
----------- ------- -------- ------
デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d3s2 1 1 オンライン
デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d17s2 1 1 オンライン
デバイスの投票数: /dev/did/rdsk/d31s2 1 1 オンライン
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