Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)

例 — クラスタトランスポートケーブルを有効にする

次に、ノード phys-schost-2 にあるアダプタ qfe-1 のクラスタトランスポートケーブルを有効にする例を示します。


[すべてのノードでスーパーユーザーになる] 
[scsetup ユーティリティーを入力する] 
# scsetup 
「クラスタインターコネクト」、続いて「トランスポートケーブルを有効化」を選択する  
プロンプトが表示されたら質問に答える 
以下の情報が必要となる 
  必須:          
例:  
  ノード名         phys-schost-2  
  アダプタ名       qfe1  
  接続点名         hub1 
[scconf コマンドが正常に終了したことを確認する:] 
  
scconf -c -m endpoint=phys-schost-2:qfe1,state=enabled 
  
コマンドが正常に完了しました 
setup クラスタインターコネクトメニューとメインメニューを停止する 
[ケーブル、アダプタ、接続点が取り除かれたことを確認する:] 
# scconf -p | grep "トランスポートケーブル"
 トランスポートケーブル:   phys-schost-2:qfe1@0 ethernet-1@2    Enabled
 トランスポートケーブル:   phys-schost-3:qfe0@1 ethernet-1@3    Enabled
 トランスポートケーブル:   phys-schost-1:qfe0@0 ethernet-1@1    Enabled