SunPlex システムがサポートするパブリックネットワークアダプタは何ですか。
現在、SunPlex システムは、Ethernet (10/100BASE-T および 1000BASE-SX Gb) パブリックネットワークアダプタをサポートしています。 今後新しいインタフェースがサポートされる可能性があるため、最新情報については、ご購入先に確認してください。
フェイルオーバーでの MAC アドレスの役割は何ですか。
フェイルオーバーが発生すると、新しいアドレス解決プロトコル (ARP) パケットが生成されて伝送されます。 これらの ARP パケットには、新しい MAC アドレス (ノードの処理が続行される新しい物理アダプタのアドレス) と古い IP アドレスが含まれます。 ネットワーク上の別のマシンがこれらのパケットの 1 つを受信した場合は、そのマシンは自身の ARP キャッシュから古い MAC-IP マッピングをフラッシングして、新しいマッピングを使用します。
SunPlex システムは local-mac-address?=trueの設定をサポートしますか。
はい、サポートします。 実際、IP ネットワークマルチパスでは local-mac-address? を true に設定する必要があります。
local-mac-address? は、SPARC ベースのクラスタでは OpenBoot PROM ok プロンプトから eeprom(1M) で、または x86 ベースのクラスタでは BIOS のブート後、任意で実行する SCSI ユーティリティで設定できます。
IP ネットワークマルチパスがアダプタの切り替えを行う際に、どの程度の遅延がありますか。
この遅延は数分に及ぶことがあります。 これは、IP ネットワークマルチパススイッチオーバーが行われる際に余分な ARP を送信する必要があるためです。 ただし、クライアントとクラスタ間のルーターが、この余分な ARP を必ず使用するとは限りません。 したがって、ルータ上のこの IP アドレスに対応する ARP キャッシュがタイムアウトするまでは、古い MAC アドレスを使用できる可能性があります。
ネットワークアダプタの障害の検出にはどの程度の時間が必要ですか。
デフォルトの障害検出時間は 10 秒です。 アルゴリズムは障害をこの時間内に検出しようとしますが、実際の時間はネットワークの負荷によって異なります。