すべてのクラスタメンバーが同じ root パスワードを持つ必要がありますか。
各クラスタメンバーに同じ root パスワードを設定する必要はありません。 ただし、同じ root パスワードをすべてのノードに使用すると、クラスタの管理を簡略化できます。
ノードが起動される順序は重要ですか。
通常は重要ではありません。ただし、amnesiaを防止する場合は、起動順序が重要になります (amnesia の詳細については 定足数と定足数デバイス を参照)。 たとえば、ノード 2 が定足数デバイスの所有者であり、ノード 1 が停止してノード 2 を停止させた場合は、ノード 2 を起動してからノード 1 を起動する必要があります。 これにより、古いクラスタ構成情報を持つノードを誤って起動するのを防ぐことができます。
クラスタノードのローカルディスクをミラー化する必要がありますか。
はい、あります。 このミラー化は必要条件ではありませんが、クラスタノードのディスクをミラー化すると、ノードを停止させる非ミラー化ディスクの障害を防止できます。 ただし、クラスタノードのローカルディスクをミラー化すると、システム管理の負荷が増えます。
クラスタメンバーのバックアップの注意点は何ですか。
クラスタには、いくつかのバックアップ方式を使用できます。 1 つの方法としては、1 つのノードをテープドライブまたはライブラリが接続されたバックアップノードとして設定します。 さらに、クラスタファイルシステムを使用してデータをバックアップします。 このノードは共有ディスクには接続しないでください。
バックアップと復元の手順については、『Sun Cluster のシステム管理』を参照してください。
ノードが、二次ノードとして使用できる状態にあるのはいつですか。
再起動後にノードがログインプロンプトを表示しているときです。