Sun Cluster HA for Sun Java System Message Queue 拡張プロパティの構成

この節では、Sun Cluster HA for Sun Java System Message Queue の拡張プロパティの構成方法について説明します。 通常、拡張プロパティは、Sun Java System Message Queue リソースを作成するときに、コマンド行から scrgadm -x parameter=value を実行して構成します。 『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「データサービスリソースの管理作業」の手順で、Sun Cluster HA for Sun Java System Message Queue の拡張プロパティを構成することもできます。

Sun Cluster のすべてのプロパティの詳細については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「標準プロパティ」を参照してください。

表 1–2 に、構成可能な Sun Java System Message Queue 拡張プロパティについて説明します。 Sun Java System Message Queue リソースを作成するために必要な拡張プロパティは Confdir_list プロパティだけです。 Confdir_list プロパティには、Sun Java System Message Queue 構成ファイルの格納先ディレクトリを指定します。 拡張プロパティの中には動的に変更できるものがあります。 その他の拡張プロパティは、リソースの作成時にしか更新できません。 そのプロパティをいつ変更できるかについては、説明欄の「調整 : 」を参照してください。