リソースを作成するには、表 1–4の拡張プロパティを使用します。 リソースを作成するときに、コマンド行の scrgadm -x parameter=value を使用して、拡張プロパティを構成します。 リソースが作成済みの場合は、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「データサービスリソースの管理」に記載されている手順で、拡張プロパティを構成します。 拡張プロパティの中には動的に変更できるものがあります。 それ以外の拡張プロパティは、リソースを作成するか無効にするときにしか更新できません。 「調整可能」の欄には、そのプロパティをいつ変更できるかが示されています。 すべての Sun Cluster プロパティの詳細については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「標準プロパティ」を参照してください。
表 1–4 Sun Cluster HA for BroadVision One-To-One Enterprise 拡張プロパティ
プロパティの種類 |
プロパティ名 |
説明 |
---|---|---|
BroadVision One-To-One Enterprise 構成 |
BVUSER |
BroadVision ユーザーの UNIX ID。 bvuser を、希望するユーザー名に変更してください。 初期値: なし 調整:作成時 (At_ creation) |
BV1TO1_VAR |
bvuser として設定される環境変数。 初期値: なし 調整:作成時 (At_ creation) |
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検証 |
Monitor_retry_interval |
Resource Group Manager (RGM) が障害モニターの失敗を数える期間 (単位: 分) 障害モニターは、拡張プロパティ Monitor_retry_count で指定されている回数を超えて失敗することがあります。 Monitor_retry_interval が指定する期間内に失敗回数が Monitor_retry_count の値を超える場合には、Process Monitor Facility (PMF) は障害モニターを再起動しません。 初期値: 2 調整: 任意の時点 |
Monitor_retry_count |
障害モニターに対して Sun Cluster ソフトウェアが許可する PMF 再起動の回数。 初期値: 4 調整: 任意の時点 (Anytime) |
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Probe_timeout |
検証のタイムアウト値 (秒)。 初期値: 180 調整: 任意の時点 (Anytime) |
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デーモン |
START_ORB_SERVERS |
ブール型。 デフォルトでは、このデータサービスはリソース内の orbix デーモンとすべての BroadVision デーモンを起動します。 orbix デーモンは、必要に応じて orbix サーバーを起動します。 データサービスが orbix サーバーを起動するようにしたい場合は、このプロパティを TRUE に設定してください。 初期値: FALSE 調整:任意の時点 (Anytime) |