共通エージェントコンテナサービス用のデフォルトのポート番号が他の実行中のプロセスと衝突する場合、cacaoadm コマンドを使用して、クラスタの各ノード上で衝突するサービスまたは管理エージェントのポート番号を変更できます。
すべてのクラスタ上で 共通エージェントコンテナ 管理デーモンを停止します。
# /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm stop |
ポート番号を変更する共通エージェントコンテナサービスで現在使用されているポート番号がわからない場合は、cacaoadm コマンドと getparam サブコマンドを使用して、ポート番号を取得します。
# /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm getparam parameterName |
cacaoadm コマンドを使用して、以下の共通エージェントコンテナサービスのポート番号を変更できます。次のリストは、共通エージェントコンテナで管理できるサービスとエージェント、および対応するパラメータ名の例を示しています。
jmxmp.connector.port
snmp.adaptor.port
snmp.adaptor.trap.port
commandstream.adaptor.port
ポート番号を変更するには、cacaoadm コマンドと setparam サブコマンドおよびパラメータ名を使用します。
# /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm setparam parameterName=parameterValue |
クラスタの各ノード上で手順 3 を繰り返します。
すべてのクラスタノード上で 共通エージェントコンテナ 管理デーモンを再起動します。
# /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm start |