SAP DB アプリケーションリソースと SAP DB リソースの論理ホスト名を含むフェイルオーバーリソースグループを作成します。
リソースグループには、「構成計画に関する質問」 の質問で回答したリソースグループを使用します。
# scrgadm -a -g sapdb-rg[ -h nodelist] |
新しい構成を追加します。
作成するリソースグループの名前は sapdb-rg です。
このリソースグループをオンラインにできるノードをコマンドで区切って指定します。このようなノードリストの指定は任意です。ノードリストを省略すると、リソースグループはどのクラスタノードでもオンライン化可能です。
使用するすべてのネットワークリソースが、使用するネームサービスデータベースに追加されているか確認します。
論理ホスト名リソースを、手順 1 で作成したフェイルオーバーリソースグループに追加します。
# scrgadm -a -L -g sapdb-rg -l sapdb-logical-hostname[ -n netiflist] |
新しい構成を追加します。
論理ホスト名リソースを追加します。
論理ホスト名リソースを、手順 1 で作成したフェイルオーバーリソースグループに追加します。
データベースを実行するサーバーの論理ホスト名を指定します。このホスト名は、「構成計画に関する質問」で指定した SAP DB リソースの論理ホスト名でなければなりません。
ネットワークインタフェースをコンマで区切って指定します。このネットワークインタフェースのリストには、ノードリストで指定した (このリソースグループの) すべてのノードが含まれていなければなりません。このようなネットワークインタフェースリストの指定は任意です。このリストを省略すると、各ノードは、ホスト名リストで特定されるサブネット上のネットワークインタフェースを発見しようとします。
手順 1で作成したリソースグループを有効にします。
# scswitch -Z -g sapdb-rg |
リソースグループを MANAGED 状態に移行してからオンラインにします。
手順 1で作成したリソースグループを MANAGED 状態に移行してからオンラインにします。
この例では、SAP DB をクラスタで実行できるようにするためのコマンドを示します。これらのコマンドは 1 つのクラスタノードでのみ実行されます。
次のコマンドでは、SAP DB アプリケーションリソースと SAP DB リソースの論理ホスト名を含むフェイルオーバーリソースグループを作成します。リソースグループの名前は sapdbrg です。sapdbrg リソースグループは、すべてのクラスタノードでオンラインにすることができます。
# scrgadm -a -g sapdbrg |
次のコマンドでは、論理ホスト名リソースを sapdbrg リソースグループに追加します。データベースを実行するサーバーの論理ホスト名は srvr-1 です。sapdbrg リソースグループがオンラインになると、各ノードは、ホスト名リストで特定されるサブネット上のネットワークインタフェースを発見しようとします。
# scrgadm -a -L -g sapdbrg -l srvr-1 |
次のコマンドでは、sapdbrg リソースグループを MANAGED 状態にしてからオンラインにします。
# scswitch -Z -g sapdbrg |