SUNW.sapwebas 拡張プロパティ

SUNW.sapwebas リソース型は、Sun Cluster 構成の SAP web application server コンポーネントを表します。このリソース型には、次のような拡張プロパティが設定されます。

Monitor_retry_count

SAP web application server コンポーネント障害モニターに可能なプロセス監視機能 (PMF) による再起動の最大回数です。

データ型

整数

デフォルト

4

範囲

範囲は定義されていません。

調整

任意の時点 (Anytime)

Monitor_retry_interval

SAP web application server コンポーネント障害モニターの再起動の間隔 (分単位) です。

データ型

整数

デフォルト

2

範囲

範囲は定義されていません。

調整

任意の時点 (Anytime)

Probe_timeout

SAP web application server コンポーネント障害モニターが SAP web application server コンポーネントインスタンスの検証に用いるタイムアウト値 (秒単位) です。

データ型

整数

デフォルト

120

範囲

最小 = 2

調整

任意の時点 (Anytime)

SAP_Instance_Name

SAP web application server コンポーネントインスタンスの名前です。この名前は、SAP プロファイルの INSTANCE_NAME です。

データ型

文字列

デフォルト

デフォルトは定義されていません。

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)

SAP_Instance_Number

SAP Web アプリケーションサーバーコンポーネントインスタンスの 2 桁の SAP システム番号です。この番号は、SAP プロファイルの SAPSYSTEM です。

データ型

文字列

デフォルト

デフォルトは定義されていません。

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)

SAP_SID

SAP システムの ID です。この ID は、SAP プロファイルの SAPSYSTEMNAME です。

データ型

文字列

デフォルト

デフォルトは定義されていません。

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)

SAP_User

SAP web application server コンポーネントの管理ユーザーです。

データ型

小文字の文字列

デフォルト

SAPSIDadm。ここで、SAPSID は小文字に変換された SAP システムの ID です。

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)

Webas_Probe_J2ee

組み込み SAP J2EE engine を検証するかどうかを決定します。この拡張プロパティの値は次のとおりです。

• True – 組み込み SAP J2EE engine を検証する指定です。

• False – 組み込み SAP J2EE engine を検証しない指定です。

データ型

ブール型

デフォルト

FALSE

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)

Webas_Shutdown_Script

インスタンスの停止スクリプトのフルパスです。

データ型

文字列

デフォルト

/usr/sap/SAPSID/SYS/exe/run/stopsap

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)

Webas_Startup_Script

インスタンスの起動スクリプトのフルパスです。

データ型

文字列

デフォルト

/usr/sap/SAPSID/SYS/exe/run/startsap

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)

Webas_Use_Pmf

起動スクリプトプロセスツリーを PMF で実行するかどうかを決定します。この拡張プロパティの値は次のとおりです。

• True – PMF で起動スクリプトプロセスツリーを実行する指定です。

• False – PMF で起動スクリプトプロセスツリーを実行しない指定です。

データ型

ブール型

デフォルト

TRUE

範囲

該当なし

調整

無効時 (When_ disabled)