VERITAS Volume Manager (VxVM) ディスクデバイスグループ (ディスクグループ) の潜在的な主ノードリストからクラスタノードを削除する場合は、この手順を使用します。
ノードがまだグループのメンバーであり、かつ、グループが VxVM デバイスグループであることを確認します。
デバイスグループタイプ VxVM は VxVM ディスクデバイスグループを示します。
phys-schost-1% scconf -pv | grep '(global-galileo)' (global-galileo) デバイスグループのタイプ: VxVM (global-galileo) デバイスグループの有効なフェイルバック: no (global-galileo) デバイスグループのノードリスト: phys-schost-1, phys-schost-2 (global-galileo) ディスクセット名: global-galileo phys-schost-1% |
現在のクラスタメンバーノードでスーパーユーザーになります。
scsetup(1M) コマンドを実行します。
# scsetup |
メインメニューが表示されます。
4 (デバイスグループとボリューム) を入力して、ディスクデバイスグループを再構成します。
5 (VxVM デバイスグループからノードを削除) を選択して、VxVM ディスクデバイスグループからノードを削除します。
プロンプトに従って、ディスクデバイスグループからクラスタノードを削除します。次の情報を入力するよう求められます。
VxVM のデバイスグループ
ノード名
ノードが VxVM のディスクデバイスグループから削除されていることを確認します。
# scconf -p | grep Device |
この例では、dg1 という VxVM のディスクデバイスグループから phys-schost-1 というノードを削除します。
[ノードの VxVM ディスクデバイスグループを確認する:] # scconf -p | grep Device デバイスグループ名: dg1 デバイスグループのタイプ: VxVM デバイスグループの有効なフェイルバック: no デバイスグループのノードリスト: phys-schost-1, phys-schost-2 デバイスグループのディスクセット名: dg1 [スーパーユーザーになり scsetup ユーティリティーを実行する:] # scsetup 「デバイスグループとボリューム」を選択し、次に「VxVM デバイスグループからノードを削除」を 選択する プロンプトが表示されたら「yes」と答える 次の情報が必要となる 項目: 例: VxVM device group name dg1 node names phys-schost-1 [scconf コマンドが適切に実行されたことを確認する:] scconf -r -D name=dg1,nodelist=phys-schost-1 コマンドの実行が正常に終了する scsetup デバイスグループメニューとメインメニューを終了する [ノードが削除されたことを確認する:] # scconf -p | grep Device デバイスグループ名: dg1 デバイスグループのタイプ: VxVM デバイスグループの有効なフェイルバック: no デバイスグループのノードリスト: phys-schost-2 ディスクグループのディスクセット名: dg1 |