Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)

Procedureクラスタソフトウェア構成からノードを削除する

クラスタからノードを削除するは、次の手順を実行します。

手順
  1. 「クラスタノードの追加と削除」の「作業マップ: クラスタノードの削除」に記載されている必要不可欠な作業をすべて正しく完了していることを確認します。


    注 –

    この手順を実行する前に、ノードをすべてのリソースグループ、ディスクデバイスグループ、および定足数デバイスの構成から削除していること、および、このノードを保守状態にしていることを確認します。


  2. 削除するノード以外のクラスタノードでスーパーユーザーになります。

  3. クラスタからノードを削除します。


    # scconf -r -h node=node-name
    
  4. scstat(1M) を使用して、ノードが削除されていることを確認します。


     # scstat -n
    
  5. 削除するノードから Sun Cluster ソフトウェアをアンインストールする予定かどうかを確認します。


例 7–12 クラスタソフトウェア構成からのノードの削除

次に、ノード phys-schost-2 をクラスタから削除する例を示します。すべてのコマンドは、クラスタの別のノード (phys-schost-1) から実行します。


[クラスタからノードを削除する:]
phys-schost-1# scconf -r -h node=phys-schost-2
[ノードの削除を確認する:]
phys-schost-1# scstat -n
-- クラスタノード --
                    ノード名           状態
                    ---------           ------
  クラスタノード:     phys-schost-1       オンライン

参照

削除するノードから Sun Cluster ソフトウェアをアンインストールする方法については、「Sun Cluster ソフトウェアをクラスタノードからアンインストールする」を参照してください。

ハードウェア手順については、『Sun Cluster 3.0-3.1 Hardware Administration Manual for Solaris OS』を参照してください。

クラスタノードを削除する作業の概要については、表 7–3 を参照してください。

ノードを既存のクラスタに追加する方法については、「ノードを認証ノードリストに追加する」を参照してください。