Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)

トランスポート接続点

ネットワークスイッチなどのトランスポート接続点を使用する場合は、各インターコネクトのトランスポート接続点名を指定します。デフォルト名の switchN (N は、構成中に自動的に割り当てられた数) を使用するか、他の名前を作成します。例外は Sun Fire Link アダプタで、このアダプタでは、接続点名 sw-rsm N を使用する必要があります。Sun Fire Link アダプタを指定したあと、scinstall ユーティリティーは自動的に、この接続点名を使用します (wrsmN)

また、接続点のポート名を指定するか、デフォルト名をそのまま使用します。デフォルトのポート名は、ケーブルのアダプタ側が接続されているノードの内部ノード ID 番号と同じです。ただし、SCI-PCI などの特定の種類のアダプタではデフォルトのポート名は使用できません。


注 –

3 つ以上のノードを持つクラスタでは、必ずトランスポート接続点を使用してください。クラスタノード間の直接接続は、2 ノードクラスタの場合だけサポートされています。


2 ノードクラスタが直接接続されている場合でも、インターコネクトのトランスポート接続点を指定できます。


ヒント –

トランスポート接続点を指定すると、その後クラスタに別のノードを追加しやすくなります。