Solaris OS の以下の機能は、Sun Cluster 構成ではサポートされません。
Sun Cluster 3.1 8/05 ソフトウェアは非大域ゾーンをサポートしません。Sun Cluster ソフトウェアとクラスタが管理するソフトウェアはすべて、ノードの大域ゾーンだけにインストールする必要があります。クラスタ関連のソフトウェアを非大域ゾーンにインストールしないでください。さらに、すべてのクラスタ関連のソフトウェアは、あとでクラスタノードに作成する非大域ゾーンに伝達しないようにインストールする必要があります。詳細は、『Solaris のシステム管理 (Solaris コンテナ : 資源管理と Solaris ゾーン)』の「パッケージを大域ゾーンだけに追加する」を参照してください。
Solaris インタフェースグループ機能は、Sun Cluster 構成ではサポートされません。Solaris のインタフェースグループ機能は、Solaris ソフトウェアのインストール中にデフォルトで無効に設定されます。Solaris インタフェースグループ機能は有効にしないでください。Solaris インタフェースグループの詳細については、 ifconfig(1M)のマニュアルページを参照してください。
省電力のための自動シャットダウンは、Sun Cluster 構成ではサポートされないため、有効にしないでください。詳細については、pmconfig(1M) と power.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
Sun Cluster ソフトウェアは、Extensible Firmware Interface (EFI) ディスクラベルをサポートしません。
Sun Cluster ソフトウェアは、Solaris IP Filter によるフィルタリングをサポートしません。Solaris IP Filter による STREAMS autopush(1M) 機構の使用は、Sun Cluster ソフトウェアによるこの機構の使用と衝突します。