Sun Cluster 3.1 8/05 ご使用にあたって (Solaris OS 版)

このリリースで変更されたコマンド

この節では、Sun Cluster コマンドインタフェースに加えられた変更のうち、ユーザースクリプトの停止を引き起こす可能性があるものについて説明します。

scconf コマンド

SCSIscconf-q オプションは、共有ローカル定足数デバイス (SCSI) とほかのタイプの定足数デバイス (NetApp NAS など) を区別するように変更されました。クラスタに共有定足数デバイスを追加する場合、またはクラスタから共有定足数デバイスを削除する場合は、接続されている共有ストレージデバイスの名前を name サブオプションを使用して指定してください。このサブオプションは、定足数デバイスの状態を変更する際に変更形式のコマンドで使用することもできます。このリリースでも SCSI 共有ストレージデバイスに globaldev サブオプションを使用できますが、ほかのすべてのタイプの共有ストレージデバイスには name サブオプションを使用する必要があります。scconf に対するこの変更と、定足数デバイスに関連した処理の詳細については、scconf(1M)scconf_quorum_dev_netapp_nas(1M)scconf_quorum_dev_netapp_nas(1M)、および scconf_quorum_dev_scsi(1M) を参照してください。