Sun Cluster 3.1 8/05 ご使用にあたって (Solaris OS 版)

クラスタノードの 1 つをパニック状態にすると HADB リソースが再起動を続ける (6278435)

問題の概要: リソースをオンラインにし、shutdownuadmin などを実行してクラスタ内でノードの 1 つをパニック状態にすると、そのリソースはほかのノードで再起動を続けます。ユーザーはどの管理コマンドも発行できない状態となります。

対処方法: この問題を防止するには、ルートユーザーまたは同等のアクセス権を持つ役割でノードの 1 つにログインし、次のコマンドを使用してリソースの probe_timeout の値を 600 秒に増やします。


scrgadm -c -j hadb resource -x Probe_timeout=600

加えた変更を検証するには、クラスタノードの 1 つを停止し、そのリソースが縮退 (degraded) 状態にならないことを確認します。