Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)

Procedureリソースグループを削除する

始める前に

削除するリソースタイプのすべてのリソースを特定するには、次のコマンドを入力します。


# scrgadm -pv
手順
  1. クラスタメンバー上でスーパーユーザーになります。

  2. 次のコマンドを実行し、リソースグループをオフラインに切り替えます。


    # scswitch -F -g resource-group
    
    -F

    リソースグループをオフラインに切り替えます。

    -g resource-group

    オフラインにするリソースグループの名前を指定します。

  3. リソースグループ内の削除するすべてのリソースを無効にします。


    # scswitch -n -j resource
    
    -n

    リソースを無効にします。

    -j resource

    無効にするリソースの名前を指定します。

    依存性のあるデータサービスリソースがリソースグループに存在する場合、そのリソースを無効にするには、依存するすべてのリソースを無効にする必要があります。

  4. リソースグループからすべてのリソースを削除します。

    リソースごとに次のコマンドを入力します。


    # scrgadm -r -j resource
    
    -r

    指定したリソースを削除します。

    -j resource

    削除するリソースの名前を指定します。

  5. リソースグループの削除


    # scrgadm -r -g resource-group
    
    -r

    指定したリソースグループを削除します。

    -g resource-group

    削除するリソースグループの名前を指定します。

  6. リソースグループが削除されていることを確認します。


    # scrgadm -p
    

例 2–15 リソースグループの削除

次に、リソースグループ (resource-group-1) のリソース (resource-1) を削除したあとで、そのリソースグループ自体を削除する例を示します。


# scswitch -F -g resource-group-1
# scrgadm -r -j resource-1
# scrgadm -r -g resource-group-1

参照

次のマニュアルページを参照してください。