Sun Cluster Data Service for BroadVision One-To-One Enterprise ガイド (Solaris OS 版)

ProcedureCommand Center を BroadVision One-To-One Enterprise サーバーに接続する

次の手順で、Command Center をクラスタ上に構成された BroadVision One-To-One Enterprise サーバーに接続します。この手順では、Command Center を BroadVision One-To-One Enterprise サーバーに接続する 2 つの方法を説明します。

DCC はフェイルオーバーから復旧できないことに注意してください。詳細については、BroadVision One-To-One Enterprise サポートに問い合わせてください。

手順
  1. どちらの方法を使用するかを選択します。

    • Dynamic Control Center (DCC) が IIOP ではなく POOP を使用するように変更する。

      この方法を使用する場合、手順 2 に進みます。

    • すべてのクラスタノードと論理ホスト名および IP アドレスを含むようにIT_LOCAL_ADDR_LIST プロパティーを設定する。

      この方法を使用しない場合は、手順 3 に進みます。

  2. Dynamic Control Center (DCC) が IIOP ではなく POOP を使用するように変更します。このためには、My Computer/HKEY_CURRENT_USER/Software/BroadVision/Dynamic Control Center/4.2/Options/Use IIOP Windows レジストリエントリの値を 0 に設定します。

  3. orbix デーモンを実行するすべてのクラスタノードおよび論理ホスト名の IP アドレスを含むように IT_LOCAL_ADDR_LIST プロパティーを設定します。


例 1 - Command Center を Sun Cluster HA for BroadVision One-To-One Enterprise に接続する

この例では、次のサンプル IP アドレスを使用して bv1to1.conf ファイルに追加します。

ルートホスト

10.10.102.225

バックエンドホスト

10.10.102.226

Interaction Manager ホスト

10.10.102.222

Interaction Manager ホスト

10.10.102.223

これらのサンプル IP アドレスを使って、次の行を bv1to1.conf ファイルのグローバル export セクションの下で、IT_DAEMON_PORT プロパティーの前に追加します。


IT_LOCAL_ADDR_LIST = “127.0.0.1”
               + “10.10.102.222”           
               + “10.10.102.223”           
               + “10.10.102.225”           
               + “10.10.102.226”
               ;