Sun Cluster Data Service for Oracle ガイド (Solaris OS 版)

SUNW.oracle_listener 拡張プロパティー

Debug_level (整数)

Oracle リスナーコンポーネントからのデバッグメッセージが記録されるレベルデバッグレベルを高くすると、より多くのデバッグメッセージがログファイルに書き込まれます。

初期値: 1 (syslog メッセージを記録する)

範囲: 0 – 100

調整: 任意の時点

LISTENER_NAME (文字列)

Oracle リスナーの名前この名前は、listener.ora 構成ファイル内の対応するエントリに一致する必要があります。

初期値: LISTENER

範囲: 該当なし

調整:無効時

ORACLE_HOME (文字列)

Oracle ホームディレクトリへのパス

初期値: デフォルトは定義されていません。

範囲: 該当なし

調整:無効時

Probe_timeout (整数)

障害モニターが Oracle リスナーを検証するときに使用するタイムアウト時間 (秒) です。

初期値: 180

範囲: 1– 99,999

調整: 任意の時点

導入されたリリース: 3.1 4/04

User_env (文字列)

環境変数が含まれているファイル。リスナーの起動と停止の前に設定されます。Oracle の初期値と値が異なる環境変数は、このファイルに定義する必要があります。

たとえば、ユーザーの listener.ora ファイルが、 /var/opt/oracle ディレクトリまたは $ORACLE_HOME/network/adminディレクトリにないことがあります。その場合は、TNS_ADMIN 環境変数を定義する必要があります。

各環境変数の定義は、VARIABLE_NAME = VARIABLE_VALUE という書式で行う必要があります。これらの環境変数は、それぞれ環境ファイル内で 1 行に 1 つずつ指定する必要があります。

初期値: ““

範囲: 該当なし

調整: 任意の時点