SUNW.oracle_listener リソースタイプの各インスタンスを編集するために必要な情報は、次のとおりです。
移行はいつでも実行できます。
バージョン 3.1 4/04 で導入された SUNW.oracle_listener リソースタイプの機能を使用する必要がある場合、Type_version プロパティーの値は 4 に設定してください。
バージョン 3.1 8/05 で導入された SUNW.oracle_listener リソースタイプの機能を使用する必要がある場合、Type_version プロパティーの値は 5 に設定してください。
障害モニターが Oracle リスナーの検証に使用するタイムアウト時間 (秒) を指定する必要がある場合は、Probe_timeout 拡張プロパティーを設定してください。詳細は、「SUNW.oracle_listener 拡張プロパティー」を参照してください。
SUNW.oracle_listener リソースタイプのバージョン 4 を使用している場合は、新しいデフォルト値が必要なときのみ、バージョン 4 にアップグレードしてください。バージョン 4 のデフォルト値が望ましいものであれば、アップグレードの必要はありません。
次の例に、 SUNW.oracle_listener リソースタイプのインスタンスを編集するコマンドの例を示します。
# scrgadm -cj oracle-lrs -y Type_version=4 \ -x probe_timeout=60 |
このコマンドによって、SUNW.oracle_listener リソースは次のように編集されます。
SUNW.oracle_listener リソースの名前は oracle-lrs です。
このリソースのType_version プロパティーには 4 が設定されます。
障害モニターが Oracle リスナーを検証するときに使用するタイムアウト時間 (秒) は、60 秒に設定されます。