可用性の高いデータベースの構成

SAP はさまざまなデータベースをサポートしています。高可用性データベースに対応するリソースタイプやリソースグループ、リソースを設定する方法については、Sun Cluster データサービスの該当するマニュアルを参照してください。詳細は、次のマニュアルなどを参照してください。

• SAP DB を SAP と使用する予定の場合は、 『Sun Cluster Data Service for SAP DB ガイド (Solaris OS 版)』を参照してください。

• Oracle を SAP と使用する予定の場合は、『Sun Cluster Data Service for Oracle ガイド (Solaris OS 版)』を参照してください。

さらに、使用するデータベースに関連して構成する必要があるその他のリソースタイプについては、Sun Cluster データサービスのマニュアルおよび該当するデータベースインストールガイドの適切な章を参照してください。Sun Cluster データサービスのマニュアルには、データベースに対応する他のリソースタイプの構成方法が詳しく記載されています。たとえば、SAP DB データベースまたは Oracle データベースを使用する予定の場合は、SUNW.HAStoragePlus リソースタイプを設定します。詳細は、次の項目を参照してください。

• SAP DB データベースを使用する予定の場合は、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「リソースグループとディスクデバイスグループ間での起動の同期」と『Sun Cluster Data Service for SAP DB ガイド (Solaris OS 版)』の「Sun Cluster HA for SAP DB で使用される HAStoragePlus リソース型の構成」を参照してください。

• Oracle データベースを使用する予定の場合は、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「リソースグループとディスクデバイスグループ間での起動の同期」を参照してください。

次に進む手順

「SAP とデータベースのインストールを確認する (セントラルインスタンス)」または「SAP スケーラブルアプリケーションサーバーの確認」に進みます。